2023年5月26日金曜日

棚木城と松波城、そして正院川尻城があったとは!

今日の北國連載の歴史小説「銀嶺のかなた」では、宇出津の棚木城が上杉軍に落城させられたことが描かれていた。元畠山家臣だった長景連(ちょうかげつら)が内輪もめで袂を分かち上杉軍団として生地から出撃した。歴史小説は時代考証をして描かなければならないので、事前に大変な量の史実を学んで頭に入れなければならない。著者安部龍太郎氏に敬意を表したい。

棚木城のあった場所は現在の遠島山公園。ここにはかなり何度も訪れた。風光明媚なお気に入りの場所である。駐車場から岬までかなりの距離がある。

棚木城跡

公園全体の地形が平面となっているところから、かなり大きな規模の城郭だったのではないかと推察できる。

 
何と言っても、垂直に切り立った崖の上から眺める立山連峰の風景は何度見ても見飽きることはない。
城主の子孫は代々棚木姓を名乗り、神社の神主を勤めておられるという。

松波城跡にも何度か訪れたことがある。だが、今日の小説に出てきた正院川尻城跡は自分の知識には初めて知った城だった。


機会があったら行ってみたい場所となった。
「銀嶺のかなた」はまだ序章なので、これからが楽しみである。

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