2023年5月16日火曜日

人食いぐまに襲われた釣り人

北海道ではクマが札幌市内の住宅地にまで出没しているという。東部では牧場を荒らすクマは、行動範囲が考えられないほど広大であるということが分かった。
そして一昨日(14日)の早朝、北海道興部町に住む西川俊宏さん(54)が、釣りをするために6キロほど離れた湖畔から渡し船に乗って現場近くで下りていたが、その後、行方がわからなくなっていたという。
14日午前10時ごろには、付近で胴長靴をくわえたクマ1頭が目撃され、15日午後1時ごろ、町の職員やハンターなどが現地に向かったところ、湖のほとりで遺体の一部が見つかったという。

ことしになってから今月11日までに北海道警察本部に寄せられたクマの目撃情報の件数は339件で、年間の件数が過去最多だった去年のペースを上回っている。
北海道警察本部によると、5月のクマの目撃件数は11日までに100件寄せられていて、ことしになってからは合わせて339件に上っている。


 西川さんが釣りをしていた朱鞠内湖の湖岸。救命胴衣が残されていた

金沢市内でも、昨年、金腐川でうろついていたクマが射殺されたことがあった。十年くらい前まではこんなことは聞いたこともなかったのに、最近やたらと人里に出没するようになった。住んでいる住宅地からほど近い場所でも出没した。やがてわが家のすぐ近くまで出てくるような気がする。怖いがどうすることもできない。

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