2020年1月19日日曜日

30年の歴史を残す最後のセンター試験

入試改革でもめにもめて外注採点を取りやめた来年以降の体制だが、今年の受験生にとってはシステムが変更になる来年以降の入試を何としても避けたいという。何がなんでも今年に合格したいと浪人を嫌って、国立難関校を避ける傾向が強いのだとか。

吾が孫も今まさにその渦中にある。目指す学部はIT関係。話によれば受験校ではノーベル賞受賞者が出て以降、理系学部の偏差値が急上昇したという。

本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が十八日、全国の六百八十九会場で始まった。日程は十九日までの二日間で、志願者は前回より一万九千人少ない五十五万八千人。一九九〇年から毎年続いてきた試験は今回で最後となり、次回から大学入学共通テストに衣替えされる。
角間キャンパスに集まった受験生
センター試験の得点を入試に使う大学・短大は八百五十八校と過去最多。このうち大学は国立八十二校、公立九十一校、私立五百三十三校の計七百六校、短大は公立十三校、私立百三十九校の計百五十二校が利用する。
「大学入試センター試験」は、来年から新しい大学共通テストに切り替わるため、ことしで最後となる。
県内では、8つの大学の13の会場で行われ、合わせて6124人が受験する予定である。

このうち県内で最も多い3300人あまりが受験する金沢大学角間キャンパスでは、ときおり小雨が降る中、午前8時ごろから受験生が家族などの見送りを受け会場に入って行った。
そして、試験会場となる教室では、午前9時半から開始となる最初の科目、地理歴史・公民の試験について監督者から携帯電話の電源を切るなど注意点の説明を受けていた。
金沢市の高校3年生の男子は「金沢大学の医学部を目指しています。睡眠や食事もしっかり取って抜群のコンディションなので、いい結果を出したいと思います」と話していた。
また、金沢市の高校3年生の女子は「ことしでセンターは最後ですが気負わずに臨みたいです。頑張ってきたので1点でも多くとって結果につながるよう頑張りたいです」と話していた。

奇しくも30年前に共通一次試験最後の受験者に吾が娘がいた。不思議な巡り合わせではある。


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