2025年8月13日水曜日

町野の「もとやスーパー」本谷一和社長の行動力に感服

輪島市町野町の一角でスーパーを営んでおられる、本谷一和社長の「不屈の精神力」に感銘を受けた。地震でスーパーは甚大な被害を受けたが、短期間に営業を再開したという。そして9月の水害で破滅的な被害にあったが、規模を縮小して営業を再開した。
規模を縮小したのは店舗面積が少なくなったためなのだが、全国からやってくるボランティアのための宿泊所を設けた。ものの考え方や行動力を見ていると、この人はただ者ではないと感じた。

本谷一和社長
能登半島地震で被害を受けても営業を続け、9月の記録的な大雨により休店していた町野の「もとやスーパー」が30日、再開した。地震から12月1日で11か月。地区唯一のスーパーで、ボランティア延べ約2000人の協力を受けて復活した。元日の能登半島地震と9月の豪雨、2度の災害を乗り越え本格的に営業を再開させた「もとやスーパー」。

ここまで浸水

重なる災害に「この場所では営業できない」と弱気になったが、ボランティアらの手伝いもあり店は片付いた。廃業した店から棚を譲り受け、商品も被災前と同じ1500点をそろえた。
店舗を縮小しボランティアルームを設置
本谷さんは「ここまで復旧できると思っていなかったので感謝しかない。店の明かりをともし続けたい」と話している。

土砂崩れや道路の復旧は道半ば。雪が降れば地域は再び孤立しかねない。それまでに食料や生活用 品をそろえておきたかったという。「ここに明かりがついていることで、みんなに安心してもらいた かった。ここからみんなで頑張っていこうという第一歩にしたい」  仮設住宅から訪れた垣内すず子さん(68)は心待ちにしていた刺し身を購入。鮮魚担当が隣町の 同県能登町宇出津から仕入れ、「最もおいしい切り方」にこだわって提供する刺し身は、もとやの売り の一つだった。「生鮮食品はなかなか手に入らなかった。復興の証しというか、ここまで進んで、本当 にうれしい」と話した。

今時、こんな素晴らしい人がおられることを知って感銘を覚えた。

2025年8月12日火曜日

元実家の50m先の石井橋が危険水位突破

能登の集中豪雨が今日になってもまだ治まらない。線状降水帯という危険な状態が2日前から継続中となっている。
昔になるが、住んでいた実家のすぐそばにある石井橋の水位観測所で、今日(12日午前6時20分ごろ)氾濫危険水位を超えたという。

石井橋
右の建物は本間百貨店(3階建)

過去の水害で、本間百貨店から上流側の商店街が床上1m前後の浸水があった。実家はこの橋から坂道の3軒目なので、水害の危険性は皆無だった。
昔の水害は上流側にある複数の木製の橋が流され、この橋に張り付いたようになって水位が上昇したのが浸水の原因だった。この石井橋は昔から永久橋構造で水害で流されたことはない。商店街の家々では心配でたまらないと思われる。

何事もなく収まることを祈るしかない。

2025年8月11日月曜日

能登でまた災害

県内でも能登と加賀は気候の違いがある。昨日・今日も能登では水害が発生している。線状降水帯が現れ、能登地方の空にどっかりあぐらをかいているため、いつまでも雨が降りっぱなしになっている。一昨日は鹿児島、昨日今日は熊本に集中豪雨をもたらしている。これも地球温暖化の影響だろう。北極の氷が解けてなくなりつつあるという。排出ガスが原因だろう。そして能登半島でも!

能登半島地震で崩れた山肌からの濁流に覆われた国道249号を走る車両
=10日午後5時、輪島市深見町

10日の県内は停滞した前線の影響で雨となり、午後8時までの24時間降水量は珠洲196ミリ、輪島市三井165ミリといずれも8月の観測史上最大を記録した。この雨で同市門前町西二又と門前町浦上を結ぶ国道249号中屋トンネル(1・26キロ)周辺の複数箇所でのり面が崩れ、トンネル内に乗用車6台が一時取り残された。全台が脱出し、車に乗っていた県職員を含む11人にけがはなかった。

中屋トンネル近くの国号249号

のと里山海道徳田大津インターチェンジ(IC)―能越自動車道のと三井IC間も通行止めとなり、奥能登の大動脈が寸断。輪島市門前町の八ケ川、同市山岸町の河原田川、同市町野町と能登町柳田の町野川、珠洲市若山町の若山川は氾濫危険水位を超えた。
県と金沢地方気象台は10日、七尾以北の6市町に土砂災害警戒情報を発令。能登には大雨警報と洪水警報も出された。

住民にとっては正に「踏んだり蹴ったり」の腹ただしい状況となっている。
天に向かって「これ以上、雨降らすな」と叫びたい。

2025年8月10日日曜日

今年も盛大な盆踊り大会だった

昨日(9日)、午後6時から町内の盆踊り大会が開かれた。天候は晴れ、溢れる人波の中、今年も盛大に開催された。

先ずは子供たちが櫓に

今年も大勢の観客が詰めかけた

この子供たちは来年もきっと参加してくれるだろう

みなぎる子供パワー

校下内の麦田市議のあいさつ

大人気の〇×ゲーム

テント7張り、観客席等の設営等で町会あげて準備された。今回で60回目の盆踊り大会だったが、これまで積み重ねてきたノウハウで校下で最も参加者が多い盆踊り大会になった。
60回のうち6回関与したが、盛大な盆踊り大会になって心から嬉しく思う。

今朝は雨。今日は朝早くからこの会場のテントやテーブル、イス等の片付けだが、雨の中大変。50人余の町会役員、班長の皆さん、ご苦労様です。

2025年8月9日土曜日

win10が不可になるのでPC買換え

WIN10が間もなく無効になるというので新しいPCを注文したら昨日配達があった。

価格は5万円台
早速開梱して組み立てた。しかし、取説をみても分かりづらい。どうにか立ち上げてWIN11を確認した。国産ではなく中国産だった。ま、5万円台だからしょうがないか・・・
とりあえず旧PCを目いっぱい使用することにした。旧PCは6年前に購入したのだが、ソフトのインストールをPC取り扱い店に持ち込んでやってもらった。その時にWIN11をインストールしてもらいたいとお願いし、2,3日後に受け取りに行った。そうすると、この機種ではインストールできなかったと告げられた。で、今日までWIN10。6年前に買ったPCは情けないことにこれでお蔵入りとなる。

かなり使いやすいPCだった

しかし、PCの価格が5年前と比べ格段に安い機種があるのに驚いた。今回も富士通かNECの機種にしようと考えていたのだが、PC全般の価格を見てみたら破格のPCがあることが分かった。で、年も年なので5万円台のPCに決めたのだった。

2025年8月8日金曜日

300m先の8号線まで家の前の市道は1日中車が詰まっていた

昨日の朝から夕方まで、家の前の市道は車の長い列で埋まっていた。こんな長時間に亘る渋滞は滅多にないことである。
8号線と山幹までを結ぶ疋田地内の市道は鉄道との交叉する地下道で車が2台水没していた。この影響もあってか、家の前の市道は国道に出る車で渋滞していた。

競馬場付近

厩舎では600頭の馬も膝上冠水した
「浅野川水害の時でもここまでひどくなかった」。金沢市松村5丁目の30代男性は、膝元まで冠水した道路に2008年7月の浅野川水害を思い起こし、こうこぼした。大雨は朝の通勤時間帯と重なり、ライトを付けた車が次々と水しぶきを上げて走行した。

市内松村町の道路を走行する車
銚子町では崖崩れが発生し、民家の目の前や納屋に土砂が迫ったという。80代女性は「浅野川が氾濫した時でも、この辺りは被害がなかったので驚いた」と語った。

午前4時50分ごろ、千木町のアンダーパスで通勤中の男性(63)の車が水没し、動けなくなった。男性は「辺りが暗くて冠水に気付かず、エンジンが止まってしまった」と振り返った。男性は自力で脱出し、無事だった。香林坊大和前の歩道では、路面の排水溝から雨水があふれ、通行人が水たまりを避けて歩いた。金石北1丁目では町内を流れる川があふれ、道路が冠水した。

小坂小では午前10時時点で近くのグループホームの入居者や住民ら約70人が身を寄せた。小坂町の卜部邦子さん(80)は「災害の怖さを感じて早めに避難した」と声を震わせた。

雨は正午過ぎには上がって青空が広がった。わが家の周辺は洪水の懸念は殆どないので安心していた。今朝は一転、青空が広がった。

2025年8月7日木曜日

突然「洪水警報」が出た

今朝はいつもとは違った雨音で目が覚めた。豪雨で二階の樋から溢れ出た雨水が物凄い勢いで庭に落ちていた。庭には雨水が10cm前後たまり、引いていく気配が全くなかった。
TVでは、加賀地方に洪水警報が出されたと放送。
金沢では午前5時前までの3時間に148ミリの雨が降り、統計を取り始めてから最も多くなったという。
気象庁は午前5時前、加賀地方に線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表した。

今朝の伏見川
気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに安全を確保するよう呼びかけている。

現在9時ちょっと前になるが、現在は治まっているように思われる。
金沢では午前5時前までの3時間に148ミリの雨が降り、統計を取り始めてから最も多くなっているようだ。

浅野川大橋付近の氾濫では、金沢駅前あたりまで溢れたが千坂校下は全く影響がなかった。
今回は金腐川が危ないように見える。疋田あたりは要注意地域だろう。これからも気象情報に注目しよう。

2025年8月6日水曜日

難民の群衆を射撃するイスラエル軍に反感を持った

今、この時間でもガザ地区で食料を求める難民に向かって、イスラエルが空爆をしたり、兵士が射撃をしているという。
食料を求める難民は大きな鍋を持って待ち構えている姿を見ると、こんなに進歩した時代にまだこんなことが発生していることに怒りを感じる。

何日も何も食べていない難民たち
餓死者も出ているという

食料を求めるガザ地区住民
飢餓地獄は消えない
そこに空爆!イスラエルの横暴!
ガザで栄養補助食品を求め並んでいた子どもら、イスラエル軍の空爆で死亡 病院が発表
パレスチナ・ガザ地区における飢餓をめぐり、イスラエルにその責任を問う国際的な非難が高まっている。こうした状況を受け、イスラエル国防軍(IDF)は、「人道的対応を改善する」ためだとする、一連の措置を発表した。これは単なるゼスチャーに過ぎない。

イスラエルはアメリカの全面的支持を受け、ハマスが全滅するまで戦うのだという。女と子供が航空機から撒かれる食料に向かって全力で落下地点目指して走っている。そこにめがけて射撃しているという。これまでイスラエル側の視点で物事を見ていたが、あまりの残酷的行為にイスラエルに反感を持つようになった。

2025年8月5日火曜日

ようやく「雨」の予報

先月初旬頃からまだ雨が降らない。全国各地で水不足による被害が出始めている。そして今日夕方から雨模様になる予報が出た。

小松が日本一高い40.1℃を記録

金沢は34℃前後なのに、あまり遠くない小松がなぜ高温なのか不思議に思う。連日、各地で災害級の暑さが続いているが、この猛烈な暑さによって、家の窓が突然割れる異常事態も相次いでいるという。何故割れるのか不思議だ。

猛暑の大きな要因の一つとして挙げられるのが「ラニーニャ現象」だという。
ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の中部から東部にかけて海面水温が平年より低くなる現象のことを指す。
この現象が発生すると、日本では夏は猛暑、冬は厳冬になりやすい傾向がある。

現在、太平洋熱帯域の海面水温はラニーニャ現象に近い分布を示しており、この影響でフィリピン近海の対流活動が活発化する。その結果、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが強まり、日本列島に暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる。冬の厳しい寒さの記憶も新しいかもしれないが、それと同じメカニズムが、夏には逆に厳しい暑さをもたらす原因となっているのだ。このラニーニャ現象の影響が続く限り、夏は暑くなるという基本的な傾向は変わらないと考えるべきだという。

昨日、TVで東北地方の太平洋側の漁港でクジラ漁の変化について放送していた。やはり、地球温暖化でこれまで漁港近くでクジラ漁をしていたのだが、今年はクジラゼロだという。釧路沖まで捕りに行ったがそこでも中々取れないという。腹の立つのはトランプが地球温暖化の影響に無関心なこと。アメリカファーストだからそうなるという。こんな大統領を選ぶアメリカは相当狂っているとしかいいようがない。


2025年8月4日月曜日

万博会場で土俵入!

まぶしくて目が開かん
    <大阪・関西万博場所>記念写真撮影であまりの暑さに苦笑いする大の里

万博会場特設相撲場で
大の里が3日、夏巡業の開幕となる大阪・関西万博巡業に出場した。4000人の来場者の中、綱締めの実演や取組にも臨み、「横綱になって初めての巡業。たくさんの方、外国からの方にも大相撲を知ってもらえるのはありがたい」。春、夏場所と連覇し、横綱昇進した7月の名古屋場所は11勝。優勝争いに加われなかったことで千秋楽の取組後は「すごく悔しい。しっかり来場所、いい形で行けるように」。千秋楽から1週間が経過したことで、土俵上での稽古にも「しっかり取っていきたい」と意欲を語った。

稽古前には万博の象徴「大屋根リング」を見学したという。また、来場時は実物大ガンダム像にも目を奪われた。「(リングを)見たときに“来たんだな”と感じた。いい経験なので楽しみたい」。25日には地元から近い金沢市で横綱昇進後、初の巡業にも出場する。

特設会場とあるが、こんな大きな建物あったか?

2025年8月3日日曜日

いっさき祭りと弥栄ヤッサイという歌

昨夜、石崎の祭りが催行された。先月はあばれ祭りだったが、石崎の祭りもそれに劣らない賑やかさがある。目立つのはキリコの担ぎ手がべらぼうに多いことだ。

例年通りの賑やかな祭りができたようだ
石崎奉燈祭は毎年8月第1土曜日に開催されるキリコ祭りで、石崎八幡神社の奉納祭。青栢祭お熊甲祭向田の火祭とともに七尾四大祭の一つとなっている。前日の金曜日には前夜祭が行なわれる。なお、開催される地区は「いしざき」だが、祭礼名称は「いっさき」と呼ばれる。

あばれ祭りもそうだったが最近のキリコの笛吹は中学女子が担うようになった
昔は女性が乗るのは禁止されていた

鼓笛隊が町内を回った
昨日、何気なくTVを見ていたら、石川さゆりが「弥栄ヤッサイ」という歌を歌っているのを見た。それに関するニュースは見たことがないので驚いた。

ヒット曲になるといいねぇ

宇出津の人は何が何でも買ってほしいねぇ。
能登のみならず、全国的にレコードが売れますように・・・と祈ろう。

2025年8月2日土曜日

80年前本日午前0時半過ぎからの富山大空襲

高校生だったS33年頃に聞いた話だったが、8月2日午後0時半過ぎから富山空襲が始まり、金沢から北方の空が真っ赤になっていたという。想像力が乏しかったせいか、そんな話をきいても「フーン」と答えただけだった。その数年後、能登線建設で宇出津にいた際に、穴水から通勤していた臨時職員から、「富山駅で仕事をしていた時に空襲があった。駅周辺には死体が山ほどあった」と聞いたのだが、その時も「フーン」と答えただけだった。

これまで富山市には業務上で2,3回、町内老人会の旅行で総曲輪や駅周辺に行ったことがあった。昨日のTV番組で中部地方の空襲について放映された。そして、富山の空襲について初めて詳細を知ることができた。実際に空襲を経験した人たちの話を聞いたのだが、本当に泣けてくる内容だった。

総曲輪通り付近空襲後の状況 右奥のビルは富山大和

駅・商店街・住宅密集地等は殆ど焼け野原になった
700tを超える爆弾が投下されたという。1日後に米軍の飛行機が飛来して爆撃の成果を確認していたという。空襲から2週間後に終戦になった。もう少し早く降参していれば2700余人の多くの命を失わずに済んだものを・・・と歯がゆく思った。

2025年8月1日金曜日

黒島の天領神輿が兵庫県から戻った

世の中には奇特な人がおられる。地震で壊れた神輿を兵庫県在住の宮大工が無償で修繕してくれたという。門前黒島の天領神社の神輿の修理を申し出た宮大工さんである。今朝のニュースにそんな記事があった。壊れたどでかい神輿をわざわざ兵庫県まで運搬して修繕した。

能登半島地震で被害を受け、兵庫県の宮大工がおよそ8か月かけて修復した輪島市門前町の神社のみこしが地元に戻り、31日住民などが集まって祝いの式典が開かれた。
輪島市門前町の黒島町にある若宮八幡神社のみこしは、能登半島地震の被害で受け、兵庫県姫路市の宮大工の福田喜次さんが無償で修理を引き受けた。どんないきさつがあったのかは分からないが、門前から兵庫県までの運搬、修繕、そしてまた門前まで返納、凄い手間暇である。

みこしは大きく壊れていましたが、およそ8か月かけて修復され30日地元に戻った。
31日は黒島町の公民館に福田さんや地元の住民など40人余りが集まって祝いの式典が行われ黒島町の川井隆三区長から福田さんに感謝状が手渡された。
このみこしは、8月17日と18日の2日間行われる地元の伝統行事「黒島天領祭」で2年ぶりに披露されることになる。
みこしを修復した福田さんは「感動しました。修復では持ち帰ったすべての材料を100%使いきろうと必死でした。仕事とは違う喜びと苦労で忘れられません」と話していた。

無償で修復した宮大工の福田さん

せちがらい時世に、こんな奇特な人がおられることに感心した。きっとこの人の人生に大きな幸せが訪れるに違いない。