2023年10月28日土曜日

星の観察館に新プロジェクターが入った!

植物公園に隣接する満点星が設置されてから30年も経ているのには驚いた。そこに昨日、新鋭のプロジェクターが導入された。
県柳田星の観察館「満天星」(能登町上町)のプラネタリウムで使われているプロジェクターが、昨日(27日)更新されたという。設備の大規模更新は2011年以来で、画質が大きく向上した。職員の中道紀さん(44)は「来ていただけるきっかけになることを期待したい」と話す。

新プロジェクターによる火星の映像

満天星は1993年の開業。当初はスライドを投影する方式だったが、2011年にプロジェクターが導入された。新しいプロジェクターは天文関連機器メーカーの五藤光学研究所(東京都)の製品で、レーザー光源になり、以前より出せる光が強くなった。色の再現が鮮やかになり、細かいものまで見えるようになったという。27日に設置工事を終え、初日は9人が新たな設備での上映を楽しんだ。

導入されたプ新しいプロジェクター

満天星の来場者は、おおむね横ばいで推移してきたが、コロナ禍で激減。本年度は回復基調ではあるものの、8月末までの累計で2468人と、昨年度の2327人から微増にとどまる。中さんは「学校の団体利用が回復しきっていない」と分析し、今回の更新で需要が復活することを願う。

満点星プラネタリウムを楽しむ来館者

上映は、平日が午後1、3時からの2回。土日、祝日は午前11時、午後1、3時の3回。料金は大人550円、小中学生330円。暇を見つけて行って見たい!

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