2023年8月17日木曜日

名舟、沖波・・・在所の祭りの思い出がよぎる

7月31日~8月1日名舟、8月14~15日沖波の祭りが新聞記事にあった。能登一円の祭りはあばれ祭りで幕が切って落とされ、4カ月に渡り各地で開催される。

名舟大祭 キリコが4基も出されることに驚いた

実家のあった石井の祭りは7月26~27日に開催された。そのころは梅雨が明けいつも好天続きだった。キリコは在所の坂を上った付近から2軒目と、そこから400mくらい離れたところがスタート地点。そこから諏訪神社に向かって担いでいき、2台のキリコが並んで諏訪神社神主の祝詞奏上後に神輿を先頭に火の宮まで巡行する。この神社で五穀豊穣の祝詞をあげるのだが、その間、一升瓶が担ぎ手に次々とわたっていく。そのうち酔っ払いが騒動を起こす・・・というのがいつものパターンだった。それでも、二人が組んで太鼓を打ち鳴らす見事な共演には、いつか自分もあんな太鼓を打ちたいと思った。

沖波大漁祭り
海の中を担ぎまわるのはここだけか?
祭りを執行するためには、キリコの胴張り、組立、終わってからの分解片付けがある。祭りには大変な労力がいるため、最近では担ぎ手不足となっているところが多い。青壮年団員が少なくなってやむを得ず省力化でキリコは担がないで、タイヤを付けて引っ張る在所も増えているようだ。
能登のキリコ祭りも開催そのものが危ぶまれている。

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