2023年4月3日月曜日

驚異の山下効果!

星稜高校の野球部監督を勤められた名将・山下智茂さんが、出身地の門前町にある門前高校に野球指導アドバイザーとなられたのが2年前。門前高校では生徒数の減少が著しく、その対策として山下さんに野球部の指導を仰ぐことにした。生徒数減少が課題の同校では昨春、OBで星稜高野球部元監督、山下智茂さんが野球指導アドバイザーに就いてから、事態が好転。2022年度は28人が入学し、15人が野球部へ。23年度の入学は46人で、21年度の11人と比べ2年度連続で増加している。市は独自に生徒寮を建て、高校の魅力化を後押ししている。

能登地区の高校進学希望者の減少が著しい中、山下効果が絶大

岐阜県多治見市から進学した福井剛志(つよし)さん(一年)は「山下さんの下でこれから強くなろうとするチームで甲子園を目指したい」と決意を語った。親が山下さんの教え子でプロ野球中日ドラゴンズの元エース小松辰雄さんと知り合いで、同校を知ったという。野球部の上級生は三年生3人(1人は記録員)と2年生15人。主将の中村光志さん(三年)は「一年生の時はこんなに部員が増えるとは思わなかった。競争になっても負けないという気持ちでプレーを良くしたい」と話した。

輪島市も生徒が遠方地から入校する対策として生徒用の寮を建設していたが、その寮が完成し生徒が入寮開始したという。

新築完成した門前高校生徒用寮
新1年21人、2年6人入寮

輪島市も粋な試みをしたものだが、その効果は絶大だった。昨年夏の高校野球県大会では目を瞠らす活躍があった。こうも違うものなのかと、さすが名将といわれる山下さんである。故郷に恩返し・・・実にいいねぇ。

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