2023年4月10日月曜日

チンドンコンクール

子どもの頃、ドサ回りの一座が柳田村唯一の劇場で公演があると、その前日にはチンドン屋が在所にも回ってきた。鉦太鼓、フルートあるいはサクソホーンで編成したチンドン屋が手ぶりもおかしく歌謡曲を演奏しながら歩いていた。その行列がおもしろくてズーッとついて回った。そんな思い出を彷彿させるイベントが4年ぶりに富山市で開催されたという。


4月7日(金)〜4月9日(日)、富山市で『第69回全日本チンドンコンクール』が開催された。昭和30年、富山市に明るさと平和感を与えようと、富山商工会議所や富山市の発案で『全国チンドン・コンクール』が始まり。全国のプロのチンドンマンがその技とアイデアを競う全国唯一のコンクール。今年で何と69回目なのだとか。

立山背景にチンドングループが続く

富山市中心部で予選や練り歩き、街角パフォーマンスが行われ、富山の「チンドンの春」復活を印象付けた。コンクールは新型コロナの影響で4年ぶりで、北は秋田、南は長崎まで28チーム84人が出場した。
グランドプラザでオープニングセレモニーが行われた後、出場チームが中心市街地を練り歩いた。富山県民会館での予選では、出場チームが4ブロックに分かれて競い、各上位2チームが9日の本戦に進んだ。予選を前に全国20チームによる素人チンドンコンクールも開催された。

昨日(9日)は本戦と、プロ、アマ合わせて総勢200人以上による「大パレード」などが行われた。69回も毎年開催されていることに驚いた。来年あたり見に行きたいと思うが・・・。


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