2018年3月12日月曜日

武家屋敷のこも外し

昨日は午後、ウオーキングに出かけたのだが、気温が低くおまけに帽子が飛ばされそうになるほど強い風があった。
今朝は快晴、風もなく穏やかな日になりそうである。天気予報は今週いっぱいは晴れの日が続くとしており、桜のつぼみもふくらみが加速しそうだ。

金沢の春の歳時記に武家屋敷の「こも外し」があるが、2,3日前から長町の武家屋敷で作業が始まった。


長町武家屋敷跡で10日、土塀に掛けられた薦(こも)の取り外しが始まった。県造園業協同組合の職人ら37人が、今冬の記録的な大雪から土塀を守った薦の状態を確かめながら作業に当たり、春支度を整えた。

稲わらを編んだ薦は幅3・6メートルで、土塀の総延長約1・1キロに約500枚が掛けられていた。職人は薦をつるした縄をはさみで切って手際よく外し、リヤカーに載せて運んだ。


今冬は、同組合の女性職人のアイデアで、薦の上下に取り付けた竹を土塀にしっかり固定する改良型が武家屋敷跡の一部で試験的に設置された。
土塀や薦の状態を点検した組合の近藤保夫事務局長は「大雪に耐え、通常の薦より傷みが少ない。今後さらに改良を重ねたい」と話した。

さて、この土塀に落書きされたという。これは広範囲に及び、ナイフか金属製のヘラのようなものを使用し、土塀が深く激しく傷められた。
こんな落書きが延々と続いている
最近、防犯カメラが威力を発揮していて、犯人検挙に著しい効果を上げているが、残念ながら武家屋敷通りには設置されていないという。
犯行は深夜か明け方に行われたのだろう。
この修復費用は家の住人の負担だという。犯人をとっ捕まえて打ち首獄門にしたいくらい怒りを覚える。

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