2017年10月11日水曜日

かかりつけ医の紹介状を持参して浅野川で精検

昨日はすこやか健診を受診したクリニックへ赴き、要精密検査の通知書類を提出し説明を受けた。すこやか健診の受診記録は過去2回分と今回分の3回のデータが表にまとめてある。
前回が2015、その前が2013年の結果が記されている。

前立腺がんの精検は今回で3回目と思い込んでいた。毎回PSAが4以上で要精検だった。医師は、4以上の結果なら必ず精検が必要としているため受診してください。これを持参して病院に提出してくださいと、受診病院の担当医あての封書を渡された。

そして今朝8時に家を出て浅野川へ。受付が8時30分からなのに、既に大勢の受診者たちが腰かけて待っていた。8時50分ごろ受付に呼ばれ、血液と尿の検査のため検査センターへ行くように指示され、そこで採血、採尿を行った。

そこから戻って1時間近く待った。とても退屈した。大きな病院は待ち時間が長いのが難点である。
ようやく自分の受診番号が案内表示板に掲示され診察室に入った。パソコンカルテのデータを見ながら、「生体検査は2011年ですね」と。そーか、もう6年も経ったのかと、4年前と思い込んでいたのは間違いだったことを認識した。

すこやか健診でのPSAは4.9、今回少し下がって4.7。これは血液検査機関によって生ずる誤差の範囲だとか。
「触診と超音波検査をします。準備できるまで室外で待っていてください」と指示された。
30分くらい待っただろうか。看護士に呼ばれ検査室へ。細いベッドに寝かされ、膝を折り曲げズボンとほか一切を脱ぎなさいと指示され、バスタオルをかけられ尻を空気に晒した。担当医が入ってきて検査が始まった。「典型的な肥大症ですね」と。前回はやや肥大気味と診断されたのに、「何でだろう」と思った。前回の診察で、触感でつるつるしているが、癌はこんな触感ではないといわれた。
しょんべんは年寄りの後ろにつくな、と若いころ聞いた。だが、自分の場合はそんなに時間はかからない。それでも大きくなっているのだ。

次に超音波検査。モニターがあるのだが、受診者には見えるようにはなっていなかった。
グリグリと移動させながら検査は進められた。
検査が終わり、また担当医の所見を聞くまで待機。この時間も長ーく感じた。

待合室に次々と患者が来るのに感心した。何でも浅野川病院は手狭になって移転する計画があることをある人から聞いていたのだが、なるほど、これだけ患者が増えれば当然なことと納得した。

さて、再び診察室へ。「これが超音波の写真です。眼鏡状の二つの形が前立腺です。肥大していますね」と説明があった。「今回の所見は癌と見られる兆候はありません。そのように医療機関に報告しておきます」と。
そこで質問。
「先生、前立腺肥大の治療はどんなものがありますか」と聞いた。
「肥大の治療はありません。お酒は飲み過ぎないように」と返答された。要するに排尿が極めて困難になる場合は手術するが、それまでは成り行きを見るだけということか。

今日は以上のとおり、精検の結果は「がんの疑い」をクリアしたので一安心した。やれやれだ。


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