2023年11月5日日曜日

金大医学部の医学展といえば・・・

昨日から金大医学部の医学展が始まったという。この医学展に懐かしい思い出が脳裏に焼き付いている。金大病院は昔あった小立野電停前から大通りの突き当りが大学病院だった(現在も同じ)が、中学、高校時代はこの大通りにあった下宿に住んでいたことがあった。そんなことで、金大病院は身近な存在だった。たとえば床屋は病院内にあった床屋に行っていたし、売店も近所の店より安かったのでいつも利用していた。

S35当時の大学病院正面入り口

この界隈にS36.3まで住んでいたのだが、確かS33に医学展があったので見学に行った。軽い気持ちで入ったのだが、展示されているものを見て驚愕した。摘出した肺が皿の上に山積みされていたり、棚と言う棚に頭蓋骨が何百も並べられていたり、人体解剖の写真があったりして、決して忘れることができないのである。

転居して1年後(S37)に定例の医学展が開催された

今朝の新聞記事を見て走馬灯のように色々なシーンが思い出された。

頭蓋骨収納棚

金沢大医薬保健学域の「医学展2023」が4日、金沢市宝町の同大宝町キャンパスで始まった。趣向を凝らしたイベントが企画され、来場者は医学を身近に感じた。5日まで。

内科や外科、産科などの体験ブースを設けた。内視鏡や腹腔(ふくくう)鏡、エコーなど現場で実際に使用される医療機器の体験もあった。
昨年3月に金沢大病院に導入されたドクターカーの展示では、子どもたちが興味津々で見学していた。ボランティアスタッフで看護師の上野貴英(たかひで)さん(40)は「外観や出動に関する質問が多く、少しでも認知度を上げられて良かった」と話した。

ドクターカーを見学する子供たち

65年前の思い出が鮮やかに蘇った!

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