2022年1月12日水曜日

内村航平引退のニュースは世界を駆け巡った

あの内村航平選手が引退表明をした。オリンピックを含め数々の大舞台でウルトラCを連発した美技に見惚れた。

超難技を連発
1989年(昭64)1月3日、北九州市生まれの33歳。諫早市で3歳の時に体操を始め、五輪初出場の08年北京大会で団体総合、個人総合の2種目で銀メダル。09~16年に個人総合で2度の五輪制覇を含む世界大会8連覇を達成し、16年12月に日本体操界初のプロに転向した。五輪4大会連続出場は体操ニッポン史上2人目。

ピンと伸びた脚線、スピードとこの高さ!
内村引退のニュースは世界を駆け巡った。
AP通信は「初出場だった08年北京五輪から10年以上にわたり、優雅さ、正確さ、そして謙虚さのレベルにおいて、男子の体操で比類なき卓越した水準を築き上げた」と絶賛した。五輪公式サイトも伝えた引退のニュース。17年世界選手権女王のモーガン・ハード(20=米国)がツイッターで「急にどう読めばいいか分からなくなった」と受け止めきれない心境を記し、リオ五輪女子4冠のシモーン・バイルス(24=米国)もハードの投稿を拡散する形で広く共有した。

ピタッと決まった!
内村よりも8才も若い白井健三は、「航平さんは“美しい体操”の重要性を日本だけではなく世界中に広めた選手。同じ時代を歩めたこと、体操界の歴史の一ページにともに名を刻めたこと、本当に誇らしく思う」とコメント。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)は「日本の体操界はもちろん日本のスポーツ界を引っ張ってくれた。(国民栄誉賞は)十分値する。彼の頑張りというのは国民に与える影響は大きかった」と賛辞を贈った。

引退の報を聞き、あの美技がもう2度とみることが出来ないと思うとがっかりしたが、これまでの数々の功績に大喝采を贈ろう。

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