2019年12月9日月曜日

2000万円も不足?

始発電車の発車30分前から、駅改札口やホームに待機して乗客に取材しているTVを見たのだが、70歳後半くらいの男女の姿が多いのに気がついた。
早朝5時前、男性に電車に乗ってどこに行かれますかとたずねたら、「警備のバイトに行く」と答えられた。同年齢くらいの女性客は、「掃除の仕事に行きます」と答えていた。
取材に答える同年代の男女は、それぞれバイトで稼ぎに行くパターンが何と多いことかと驚いた。

話がいきなり飛ぶのだが、日本の高齢者所得は年金を含め月収26万円、年収約308万円だったのに対し、アメリカでは月収58万円、年収700万円と2倍以上の差がついているという。(平成29年の厚生労働省資料による)
アメリカで老後生活に必要な金額は約40万円と言われているというが、物価の差を考えても日本が圧倒的に貧しいのは明らかなのだ。

そして、この年収の差は働いた金額や年金ではない。平成28年の金融庁のレポートによると、アメリカ人は年収の30%を株の配当収入などの不労所得で得ていることがわかった。(平成27年事務年度金融レポート平成28年9月より)
日本人の現役時代のお金に対するスタンスの違いが老後に出てくるのだろうなぁ。

政府が老後2000万円不足という報告書を発表したら、野党の追及や世論がやかましくなってあわてて取り下げた。しかし、これは平均寿命と一般的生活のモデルで計算した結果に基づく値である。減れば減ったで当事者が対応することで、政府になんとかしろと噛みついて解決するものではない。


減れば減ったで食事の質を質素にしたり、冷暖房経費等の節約を図ったりするのは当然であろう。 優雅にのんびり暮らすアメリカ老人と必死にアルバイトで生活費を稼ぐ日本人。USA Todayの調査によると、「貯蓄や資産が老後の蓄えとして足りない」と答えたアメリカ人が24%だったのに対して、日本人は2倍以上の57%。それに比例するかのように、65歳以上のアメリカ老人の貧困率が10%だったのに対し、日本は18%とほぼ2倍…。

これは国民性の違いだからどうのこうのと議論しても始まらない。兼六園を観光している外国人の中で、欧州の観光客は高齢者が何と多いことか。ひるがえって日本人の高齢者が欧州にドッと観光旅行しているか?では日本の高齢者は何をしているのだろう。答えは「家でごろごろ」、これは女性より男性が圧倒的に多い。
さぁ、もっと外に出て人と交わろう!

話がそれたので戻そう。ネットで次のような資料があった。
金融庁の「2000万円が不足する」というデータが正しいとすると、以下3つの対策が考えられます。
A.貯金
65歳までに夫婦で2000万円以上貯めて、以降は働かない。
B.働く
65歳以降も働いて、不足分を補填する。
C.節約
節約して、不足分を出さないようにする。


ざっきー君
どれもイヤだけど、65歳以降も働くっていうのが一番イヤ!!

ヤマコン
それは、現役時代と同じペースで働くことを想像してるからじゃない?
経験上、本当に無職だと1日4時間のゆるいバイトとか たまにやりたくなるよ。

ざっきー君
(本当の無職を経験した男……)
最も現実的なのは、3つの案、全てをバランスよく行うことでしょう。

例えば、夫婦の貯金が600万円あり、平均的な家計よりも月2万円節約できた場合、2人がそれぞれ月8万円ずつ稼げば、4年以内に2000万円の課題をクリアできます
貯金600万 + (節約2万×30年) + (収入8万×2人×4年)
=2088万円

たとえ貯金がゼロでも、同じ条件で節約して働けば、7年以内にはクリア可能です。

さて、95歳まで生きられるかなぁ。あと18年!節約のみ!


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