2023年9月20日水曜日

森本富樫活断層帯と液状化現象

わが家から約400m東の場所に森本富樫活断層帯が横たわっている。この活断層による地震が発生した場合、マグニチュード7.2(震度6強)が想定されている。鉄道線路を境に地質が海側は土粒子の小さい粘性土が深さ30m程度(昔の湖底面)もある。ボーリング調査によると、地表から3m程度の位置まで極めて支持力の弱いN値3程度の軟弱層で、それから約3m前後にはかなり支持力のある地層(一般住宅の重さには耐える)だが、それから24m前後は砂粒土の軟弱地盤で構成されている。だから、地耐力のある支持層までは杭かあるいはベタ基礎が望ましいという。

震度6強の地震が発生した場合、間違いなく地盤が液状化して道路が陥没したりマンホールが浮き上がって通行不能となる可能性が大きい。

S39の新潟地震でも液状化による被害が甚大だった

 
H9に新築したわが家でGL-3mまでの支持層に届く杭を検討したが、かなりの工事費がかかることが想定されたのでベタ基礎構造にした。不等沈下に耐えるコンクリート厚さを確保した。

しかし、地震が発生した場合、避難経路が閉ざされるため、手で持てるだけの荷物となり、火事が発生した場合は消防車は来ないし手の打ちようがないことになる。
どれだけ避難訓練しても意味がないように思えるのだが・・・


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