2018年11月1日木曜日

ハロウィン騒動という群集心理

ハロウィンなる行事は何年前から日本に執りついたのだろう。そういえば、町内の小学生二人の女の子がパソコン教室でハロウィンの招待状を作っていたのは10年前になる。
昨夜は全国的にハロウィンの行事が催されたが、毎年ニュースになるのが渋谷駅前交差点を中心とした界隈である。

日が暮れないうちに群衆が集まって来た
 渋谷界隈は主催者がいないという。何だか楽しそうだから行ってみない?と友人を誘って集まってくるのだろう。だが、群衆となった集団は「馬鹿げた行動」を人の前でやって注目を浴びようという心理が作用して、とんでもない行動をする人間が競うように現れる。
群集心理という。
人に見られることを意識して仮装する群集
そして逮捕者が続出する
ある学者は、

と断定している。要するに群集心理とは、群集が示す特殊な心理状態。一般に判断力が低下し、興奮性が強くなり、衝動的・無責任的な言動をとる傾向になる。
警視庁はこの日が最も多い人出とみて、数百人規模で機動隊を配置するなどし、11月1日未明まで警戒を続けた。制服姿の警察官が街頭に多く立つ「見せる警備」を実施。軽妙な語り口で人を誘導する「DJポリス」も派遣した。

JR渋谷駅前のスクランブル交差点などは夕方以降、魔女やゾンビなどの仮装で楽しむ人が集まった。センター街は人で埋め尽くされ、酒に酔っての騒ぎや、転倒してけがを負う人も。センター街の雑貨店は営業を短縮して午後5時で閉店した。男性店長は「毎年ものすごい人が店の前に来る。防犯のため仕方ない」と困惑した様子。多くの店舗で瓶入りアルコール類の販売を中止するなど対応に追われた。

土日となった27日夜から28日朝には通行中の軽トラックが群衆に横倒しされる被害が起きたほか、痴漢や盗撮などによる逮捕者も相次いだ。渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長(77)は「騒動を通り越して暴動」と批判し、2年後の2020年東京五輪・パラリンピックを念頭に「怖い街というレッテルが貼られてしまう。来年は禁止にしてほしい」と訴えた。 

地元商店街は大迷惑、で、営業時間を切り上げて早々にシャッターを降ろす店舗があったようである。

金沢では片町に500人が集まったという。

ここでは整然と行事を楽しんだとある。ここも主催者がいないのだが渋谷との差はとてつもなく大きいなぁ。





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