2018年4月7日土曜日

10日開通に向け進む除雪

立山黒部アルペンルートでは、今月15日全線開通を目指して除雪作業やロープウエイ点検作業が鋭意施工中だという。
富山側から室堂にかけての除雪作業は、何と1月30日から開始されたようで、これには驚いた。金沢では2月中にも豪雪で喘いでいたというのに、既にその頃からあんな山岳部で除雪が行われていたなんて信じられないのだが。

4月10日の部分開通へ向け、除雪が進む「立山黒部アルペンルート」
ゴンドラの上で保守点検作業
室堂(標高2、450m)の積雪は先月19日現在、7.45メートル。目玉となる雪壁「雪の大谷」は、19mを記録した昨年並みの高さが期待できそう。 全線開通はあと1週間後となるが、年間100万人が訪れるという観光客の賑わいが今年も見られそうだ。


雪の大谷は4月から6月までの限定である。垂直高19mの雪壁は6月末には無くなるというから、毎日20cmくらい低くなるという勘定である。

それにしてもこの壁は凄い

この時期は特に台湾や中国からの観光客が多いという。台湾では雪を見たこともない人が殆どだから、こんな景色は奇跡の風景なのだろう。
数年前の夏、このルートを観光した。立山の真下を掘ったトンネルをトロリーバスに乗ったり、ロープウエイに乗ったり、黒4ダムの放水等、感動の嵐を味わうことができた。
だが、「雪の大谷」は見たことがない。

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