2017年2月27日月曜日

東京漫歩(その5)お茶の水~湯島聖堂~~神保町~水道橋

今回は池袋から地下鉄に乗りお茶の水で下車した。
お茶の水のホームから地上に出るには長い長いエスカレーターに乗らなければならない。
お茶の水のエスカ
駅を出ると堀の上。橋を渡りすぐ右に曲がると階段がある。行先は湯島聖堂。階段を降りてしばらく歩くと湯島聖堂の山門に至る。
東京観光の場合、この湯島聖堂は大抵コース外となっている。しかし、我なりに訪れて見る価値は十分と考えた。


構内の孔子像
ここは幕府直轄の学問所だったところで、今でいうと東大に相当する場所か。5代将軍徳川綱吉が創建したもので、孔子廟や神農廟、平昌坂学問所がある。
山門をくぐるとコの字型に建物が配置されている。中国・西安に碑林という論語などを石に掘ってずらりと並べてあるところがあるが、雰囲気的にはそれに近いものがある。科挙の受験には数えきれないその石碑に墨を塗って拓本をとり辞書代わりにしたという。
綱吉公はそれにあやかってこういう施設を設けたのだろうと推測するのだが・・・・。

まっすぐ北に1kmほど歩くと湯島天神だ。お蔦、力の物語が有名。そこからUターンして次に向かったのはかなり距離があるが、ニコライ堂を右に見て町ぐるみ古書店街といわれる神保町へ。
どの本屋さんもお客はそこそこいるのである。特に買いたい本があるわけではなかったが、いずれ必要な本を買う場合もあろうかと下見をした。
古書店街
歩き疲れで空腹感を覚え、近くの吉野家に入り腹ごしらえをした。水道橋駅まで歩き電車で帰ることにした。

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