2025年7月30日水曜日

高齢者の運転事故

最近の自動車事故で目立っているのが、コンビニ等の駐車場でアクセルとブレーキを間違って踏み込んでドアや壁を突き破ってようやく停止する事故である。
だいたい高齢者による事故だが、75歳以上の高齢運転者と75歳未満の運転者について,死亡事故を人的要因別に比較すると,75歳以上の高齢運転者は,操作不適による事故が28%と最も多く,このうちハンドル操作不適が13.7%となっている。

操作不適による事故が最も多い

ブレーキとアクセルによる踏み違い事故は,75歳未満が全体の0.5%に過ぎないのに対し,75歳以上の高齢運転者は7.0%と高い。 県内では今月に入り交通死亡事故が相次いでいるという。こうした中、加賀市の死亡事故現場では、警察などが合同点検を行った。
加賀市小坂町では、7月26日午前9時すぎ、横断歩道を横断中の72歳の男性が、80歳の男性が運転する車にはねられ死亡した。
29日、現場周辺では、警察官や地元の住民など8人が集まり、危険な場所がないか点検した。県内は今月に入り交通事故で5人が死亡するなど、死亡事故が急増している。
点検の結果、高齢の運転手でも認識しやすいよう、横断歩道があることを示す道路標識を、1.5倍ほど大きくするよう、道路を管理する県に求めることを決めた。

この事故は、アクセルとブレーキ操作を誤った原因とは断定されていない。が、可能性も考えられる。2日前に久しぶりに運転した。近距離だったので特にドキッとしたことはなかったが補助席から「どうのこうの」とうるさい声が飛んでいた。「高齢者」という言葉を反芻しながら運転することを心掛けたい。

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