2016年11月3日木曜日

地域の権力者によるモラハラはこのように実行された

●モラハラとは?
フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏による定義では、「モラルハラスメント」は、言葉や態度によってされる精神的な暴力のことだそうで、場合によっては、肉体的な暴力以上に人を傷つけ、おとしめるもので、立派な犯罪であるとのことです。

「モラルハラスメント」の加害者の最大の特徴は、自己愛的な変質者であることが多いといわれています。ぱっと見は、周囲から、できる人間と思われていることがおおいのですが、心の内側は大きな劣等感をかかえており、その劣等感を隠すために、他人を無意識に攻撃し自分が上に立ちたいという欲望にかられる、一種の精神病だと言われています。
                      (以上、ネット検索から抜粋)

一般的にモラハラが行われるのは職場内が主な場所であるが、地域において地域の権力者が実行する事例が発生した。それは、被害者が家族全員に及びその陰湿さが際立ってる。
ここでいう地域の権力者とは地域の諸団体を統括する立場にある人間である。
実行されたのは3月中旬、私の長女が地域の権力者(以下Aという)から自宅まで来るよう呼び出し、驚くべきことを宣告した。

「あなたのお父さんは1年半前から認知症になっており、公民館並びに町連は大きな迷惑を被っている。このことは二人の事務方も認めている。」

それなりに社会的地位にある人(A)からの宣告なので、そうであるに違いないと信じ、長女は妻と妹に宣告された内容を伝え、その対応策を協議した。
そして妻が(A)に電話で迷惑をかけたことについてお詫びをした。「今はいい薬があるので早めに医者にかかった方がいい」とだめ押しされた。

完璧に認知症であると信じた3人が、そろって私の前に立ち、(A)からあった話を説明した。「たわけたことを言うな!」と一喝したが、「認知症の人間が自らそうだと言う訳がない。一刻も早く良い病院で診てもらえ!」と私を責めた。
不承々々私はそれに従うことにして認知症に権威のある医療機関をネットで調査し、金沢医科大学病院高齢医学科で受診することにした。
MRI、血流、記憶力テスト、問診まで半日を要した。屈辱的にさえ思える記憶力テストや問診に立ち会った妻は、受診している私の姿を見て涙ぐんだ。
結果の出る1週間というものは、私の精神的な動揺は計り知れないくらい大きいものがあった。もはや人間的価値を失ってしまったのかと思い悩んだ。
1週間後、再び高齢医学科に出向いた。そして医師(医科大教授)から、「あなたは認知症ではありません」と診断が下された。

その診断があった直ぐあと、私は公民館に赴き二人の事務方に「(A)から私の認知症で公民館と町連が迷惑を被っている、二人の事務方もそれを認めているという話があったが、事前にその話を聞いたのか。もし、そうであるならば、公民館職員としての資質が疑われる」と問いただしたところ、「そんは話は一切聞いていない」という返答があった。

虚偽、ねい言、ねつ造がてんこ盛りであったことになるが、10年間にわたり信頼関係にあった(A)が、何故それを一挙に破壊し陰湿極まることをしたのか到底計り知れないが、冒頭のモラハラの実行する人間は一種の精神病だとすれば納得できるものである。
前任者も認知症に仕立てて問題なく退任に追い込んだことが「自信」に繋がったのかも知れない。


ストレスガイド 大美賀 直子         おおみか なおこ

メンタルヘルスの分野を中心に執筆するカウンセラー、ライター。精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持つ。現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法を解説。ストレスやメンタルコントロールに関する著書・監修多数。

どんな人がモラハラをするの?

加害者が自分の行為に気づかないのはなぜか?

モラハラ加害者になりやすい人には、一般的に次のような特徴が見られやすいので、心当たりがないかチェックしてみましょう。



・いつも自分が優位に立ち、賞賛が得られないと気がすまない

・他人の気持ちに共感することや、心を通わせあおうという気持ちがない

・他人をほめることをしない。欠点をあげつらい、いつも悪口を言っている

・自分の考え方や意見に異を唱えられることを嫌がり、無条件に従うことを要求する

・自分の利益のためなら、他人を平気で利用しようとする

・自分は特別な人間だと思っている

どんな状況であれ、自分より立場の弱い人間に精神的な苦痛を与えて満足する行為は、すべてモラハラに関連するのです。

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