この度の地震で山が崩れ、道路が埋まり、家が壊れたり等々、多大な損害が発生した。曽々木の窓岩が姿を消し見附島も見るに堪えない姿になった。
特に残念に思うのは見附島である。
石川県天然記念物・名勝となっている「見附島」が、地震の揺れと津波で崩れ、ほぼ半分の無残な姿になった。
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全く酷い 島が半分になって姿も一変した |
奥能登を代表する名勝であった見附島は標高28㍍、全長約160㍍、幅約50㍍、周囲約350㍍の菱形で、高野山を開いた弘法大師空海が島を目印に珠洲に上陸したとの伝説がある。頂上部分には近年まで神社があったがそれも消えた。
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実に端正な姿の島だった |
能登線の車窓からも見えた。が、その能登線は20年前に消えた。能登線建設の要員として鵜飼にいたころ、この島の横の浅瀬で海水浴をした。
60年前の記憶だがそれは消えることはないだろう。
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