2019年2月11日月曜日

97歳の高齢者が衝突事故

97歳になるまで車を運転していたこと自体、凄いことだと思う。
近所の人だが90歳まで車を運転していたが、盗難防止の警告音の止め方を忘れたとかで家に帰るまで大きな音が響いていたという。そして家族から危険だから運転禁止を強く言われてオートバイを購入したが、家に突っ込んだり溝に落ちたりしてそれも止められ、自転車にしてこれも2,3台ぶつかったり溝に落ちたりしてこれも家族から禁止された。そうこうしているうちに認知症が進行して介護施設に入所された。

さて、97歳の人なのだが、その人とはイギリス皇室フィリップ殿下である。先月、車を運転して衝突事故を起こしたという。




英国のエリザベス女王の夫、フィリップ殿下は9日、先月交通事故を起こしてメディアから批判され、高齢者の自動車運転に関する議論を巻き起こしたことを受け、運転免許を自主返納した。

バッキンガム宮殿は短い声明を発表し、フィリップ殿下が熟慮の末に自ら運転免許を返納する決断をしたと明らかにした。
事故は先月17日、イングランド東部ノーフォーク州サンドリンガムの女王別邸近くで発生。殿下が運転する英ランドローバーのスポーツ用多目的車「フリーランダー」が、脇道から交通量の多い幹線道路に出たところで起亜自動車の乗用車と衝突した。殿下の車は横転した。

乗用車には女性2人と生後9か月の赤ちゃんが乗っており、警察によると赤ちゃんは無傷だったが、運転していた女性は膝に切り傷を負い、同乗していた女性は手首を骨折した。
目撃者は英メディアに対し、事故後、フィリップ殿下は無事だったものの、動揺し震えていたと証言していた。

事故後、フィリップ殿下は迅速に公式な謝罪をしなかったことでメディアに強く批判された。また事故の2日後、代車として届けられた別のSUV、レンジローバーを、シートベルトを締めずに運転していたところを撮影され、再び批判されていた。

ところで天皇陛下は運転されるのだろうか。そんな話は聞いたことがないので、全て運転手付きの公用車に乗られるので運転はされないのだろう。
英国皇室は自由過ぎるため、97歳まで誰に咎められることなく運転できたのだろうか。ある意味で素晴らしいことのように思う。


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