2019年2月6日水曜日

森本駅前の用地交渉

今朝の朝刊に「森本駅東広場年度内に着工 用地買収にめど」という記事が掲載された。
いつもウオーキングコースとなっている駅前広場だが、随分長期間の歳月を要した用地買収だったと思う。


森本駅前広場(左側)
右側
実はこの写真、昨日、ウオーキング途中で森本駅の2階から撮影したホヤホヤの写真である。1軒だけズーと残っていた家は去年取り壊された。なのでようやく駅前広場の整備計画に従って事業着手となる見込みに至った。


完成イメージ図
●21年春の供用開始目指す
金沢市北部地域の玄関口、同市弥勒町の森本駅東広場の整備に向け、市は本年度内に一部工事に着手する。駅前ロータリーを整備して車両の流れをスムーズにするほか、多目的広場も設けて地域のにぎわい創出につなげる。二〇一九年度以降整備を本格化させ、二一年春の供用開始を目指す。

事業では、現在民有地を含めて二千九百平方メートルある暫定の駅前広場を、四千四百五十平方メートルに拡張する。
駅前交通の円滑化を図るため右回り二車線のロータリー道路とし、路線バスやタクシー、一般車両の乗降場を整備。駅舎と乗降場の間の歩行空間には延長六十五メートル、幅二・五メートルのシェルターを設ける。

また、広場中央部には千七百平方メートルの多目的広場を設置。シンボルツリーなどの植栽やベンチなども置いて駅利用者、地域住民が滞留できるスペースとし、地域のにぎわい創出につながるよう活用してもらう。

森本駅周辺の整備を巡っては、行政や地域住民による「まちづくり協議会」が、東広場を含む同駅周辺整備基本計画を一九九九年三月にまず策定。その後、二〇〇二年十二月に橋上駅化され、自由通路と駅西広場も完成した。

東広場に関しては、地域住民の声も反映させた整備・活用基本計画を〇九年度にまとめていた。一五年度に実施設計に入り、用地買収も進めたが、一部で交渉が難航。市都市計画課によると、本年度内での用地買収に一定のめどが立ったという。
同課の担当者は「市北部地域の交通結節点としての機能充実を図り、多目的広場を活用したにぎわいづくりを今後、地域住民と進めていきたい」と話している。

先日辞任した明石市長は国道拡張計画に伴う支障家屋移転が進まないのに業をにやし、火を付けてもやしてこいと暴言を吐いたテープが公開された。


ワイドショーのコメンテーターが、「5年間何もしなかったと怒っていたが、市長も5年間この件についてノータッチだったことから、市長の責任も重大」と発言していたが全く同感である。
山野市長はどんな対応をされていたのか不明だが、年度内で用地交渉が妥結する見込みとなって喜ばしい限りである。

2年後の春が待ち遠しい。

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