2021年4月30日金曜日

能登内浦でお化けフグ水揚げ

能登町の沖合で、16日朝、重さ9.7キロと通常の約1.5倍の大きさの雌のトラフグが揚がったという。卵を養殖に使うため購入した同町越坂の金沢大の研究施設「能登海洋水産センター」によると、10歳くらいとみられ、長年網をかいくぐって漁獲されずにいたため、ここまで大きく育ったという。

W=9.7kg!これはでかい

能登町鵜川の定置網漁業会社「日の出大敷」が水揚げした。天然トラフグは大きくても5〜6キロが一般的だという。能登周辺では1,2年に一度ほど9キロ以上が揚がるというが、「その中でも今回は能登で見た中で一番大きい」と話す。雌のトラフグは一年に一度この時期に産卵する。同日引き取ったセンターは養殖に利用しようと、体内に専用の管を入れて卵の発達段階を見極めながら、24日に採卵。多くの雌の産卵量は1〜2キロほどだが、このトラフグは3キロ以上採れたという。

能登町一帯の各漁港では大敷網漁が多い。その網にかかったフグだが、本来はブリ漁。今期のブリ漁は近年にない豊漁だったという。

宇出津漁業協同組合に並べられたのと寒ブリ 
大半は金沢の市場へ運搬される

まだ高速道が未整備だったころ、宇出津港に水揚げされたブリは運送業者の保冷車に積み込まれ、「とりあえず金沢方向に走れ。全国のブリ水揚げ状況を調べて行き先を連絡する」と運転手に伝えられた。運送業者によると、市況により金沢付近で下関や大阪、東京と行き先が指示された。最近では飛行機や新幹線で運搬されるようになった。時代は変わったなぁ。 

2021年4月29日木曜日

戦国大名が注目した一向宗の一大拠点

 富山高岡にある勝興寺が23年にわたる修理が終わり、2021413日に竣工式が執り行われたという。このお寺に当町内老人会(福寿会と称していた)が平成21年10月5日に訪れた記録がある。本堂右手の建物にはシートが張り巡らされていていた。予備知識ゼロで見学したのだが、加賀藩との縁が深く加賀藩主第11代を継いだ前田治脩の支援を受け、西本願寺の阿弥陀堂を模して寛政7年(1795年)に建立されたものである。

京都から移築されたという唐門

戦国時代、越中一向一揆の拠点となった勝興寺は、1584年(天正12年)に越中国庁があったとされる現在地に移転してきた。本堂は、1795年(寛政7年)に西本願寺本堂を模して建立されたもので、国指定の文化財としてはわが国で8番目の規模を誇る。

この地に越中国庁があった(大伴家持もここで執務した)

本堂

外回りもきめ細やかな細工が施されている
勝興寺の歴史が紹介された

煌びやかな本堂内には長椅子が置いてあった 
勝興寺に伝わる七不思議があるという
実ならずの銀杏(いちょう)、②天から降った石、③水の涸れない池、④屋根を支える猿、⑤魔除の柱、⑥雲龍の硯、⑦三葉の松 が有名なんだとか。

実ならずの銀杏
そういえば井波の瑞泉寺にもシニアクラブ旅行会で行ったことがある。

平成30年6月23日参詣 ここも一向一揆の拠点だった
ここの参詣後に庄川の鮎を食べに行った。
予約しないと入れない繁盛店だった
町内老人会も色々な企画で楽しみなのだけど、加入者が増えない悩みは全国共通。なんとかしようと現在努力中。

2021年4月28日水曜日

誰も信用しない陳述:「アクセルを踏んでいないのに、エンジンが高回転した」

二人の命を奪った池袋大事故の裁判で被告が陳述した言葉である。重大事故は車に異状が発生したためだったとすり替えた。弁護士の指導でそのように答弁したのだろうけど、妻と娘を奪われた被害者は怒りに震えた。「裁判終わったあと、むなしさと悔しさ。簡単にご冥福を祈るとか言わないでほしい。あの人に妻と娘の命を奪われたなんて。本当にふざけないでほしい。返してほしい」と述べたという。そりゃそうだろう。

飯塚被告は逮捕されなかった→上級国民だからか?
元高級官僚なので警察官僚が忖度?とメディアに叩かれたが、そのように見える措置だった。昨日の裁判を傍聴した被害者の旦那は、はらわたが煮えくりかえる思いで傍聴したという。

遺族の松永拓也さん
次回の裁判では松永さんが飯塚被告に質問するという。その際も、厚顔無恥を貫く飯塚被告はうわべだけのお詫びをするのだろう。
今朝、公園で町内の86才の男性から免許証を返納するという話しを聞いた。何週間前にも85才の人が免許更新時期だが更新しないことにしたと話された。きっと、飯塚被告の一部始終を聞いてそう決断されたのだろう。免許返納者がこの事故直後から急増したという。

早朝、ニュース速報でドンファン殺人の犯人が逮捕されたという字幕が流れた。
今朝のモーニングショーではこの話題で持ちきり状態となっている。
迷宮入りかと思ったが
妻と家政婦が発見者なのだが、多くのメディアは家政婦が犯人だとする記事が多くあった。
13億円の遺産争奪戦が激しくなりそう
被害者は自分と同年齢、それにしてもよくため込んだものだ。稼ぎの腕は大したものである。爪の垢を煎じて飲んでももう遅いか・・・ 

2021年4月27日火曜日

未確認飛行物体といえばUFOだが

ネットのニュースで奇妙な写真があった。それは余り鮮明ではないが、黄色に光る三角形の物体である。記事によると、撮影者は米海軍駆逐艦の乗組員だという。

これが編隊飛行したという

「ピラミッド型飛行物体」の映像。ホバリングなど不規則な機動を繰り返し、点滅しながら飛行・・・ 

・物体は編隊を組んで飛行し、駆逐艦の速度に合わせて時速30キロ以上で追尾してきた。
追尾は2日にわたり、両日とも数時間に及んだ。その間の飛行距離は最低でも100カイリ(約185㎞)以上。物体は発光しており、その光の色は変化した。

この飛行物体は明らかに駆逐艦を追尾し何かを調査していることは明白である。他国のドローンが米軍艦を追尾したのだとすれば、最も考えうる"犯人"は中国だが、中国でもこのサイズのドローンは約46分しか連続飛行できないという。また、そもそも事件が起きたチャンネル諸島は米軍の管轄地域で、近くからドローンを操縦しようにも関係者以外立ち入り禁止なんだとか。

そしてNCIS(米海軍犯罪捜査班)、FBI(米連邦捜査局)、沿岸警備隊の調査の結果、米国内には当時、この地域で無人機を飛ばした記録がないという。さらに4月9日には、当時の乗組員が撮影した赤外線画像がネット上に流出。そこには従来のドローンでは考えづらいような不規則な動きをする「ピラミッド型の発行物体」が映っていた。これについて米国防総省は「海軍職員が撮影したもの」と認めており、フェイク映像ではない。

その正体が暴かれることはあるのか、調査の進展が凄く気になる! 

2021年4月26日月曜日

石橋叩きすぎて壊している?

日本のワクチン摂取率という表を見て「何でだ!」と怒りを覚えた。その表には日本が世界各国の最下位にランクづけされているのだ。

日本最下位
遅れている理由を調べて見た。

〇各種ワクチンの医学的安全性を実証実験した
〇EU優先の輸出規制

この2点が主な理由とされている。3回目の緊急事態宣言が発出されたが国民意識は2回目3回目と回を重ねる毎に気持ちの緩みが大きくなった。

医療崩壊が発生して救急患者の収容先が決まらず4時間待ちとなったところがあるという。こうなるまで実証実験をじっくり構えて実施する必要があったのか?と疑問に思う。ファイザー社だけでなくイギリスの製薬会社のワクチンも使用する計画だったが、輸出規制でさっぱり目処が付かなくなった。

最も重要なことは、感染から国民をいかにして守るかである。医学的安全性の検証に時間を掛けすぎたのではないのか。さらに、国産のワクチン開発が遅々として進んでいない。そうであれば、政治力に問題があったということになる。韓国より低いデータに怒りを覚えた。

2021年4月25日日曜日

HPやブログのアクセス向上のための討論会

昨日(24日)午後1時から荒屋会館において、校下町連のブログの閲覧状況に鑑み、如何にして各町会の投稿を増やし、かつ、アクセス数を増やすかについて、二人の町連ブログ運営担当者(NPO法人「ケーネット知楽市」)と、町会ネットサークル会員二人が問題点や改善策を討論した。

打ち合わせした荒屋会館は過去に、千坂校下町会連合会及び関係諸団体のHP作成講習会を開催しております。まだ、公民館にネット環境が整備されていない12年前の平成21年でした。

平成21年11月に開催されたHP作成講習会

町連のHPブログが開設されて12年が経過したが、各町会からの投稿が振るわず、その打開策について意見交換となったものである。問題点は各町会のブログ担当者が1,2年で交代してしまうこと、各町会長のブログに対する熱意が希薄なこと等がネックになっていると分析された。

この打開策として、町会回覧文書をブログアップしてその状況を経過観察し対応策を見いだそうということになった。回覧物は内容を読まずに隣に回している状況が見受けられることから、スマホでブログを見ることが出来れば閲覧回数が増える、という意見の一致を見て意見交換会を終えた。

2021年4月24日土曜日

方言の魔力 北海道に能登の方言があるとは!

平成10年3月、夫婦で北海道を巡って函館を観光した。函館山の頂から夜景を見た素晴らしさが忘れられない。素晴らしい夜景をカメラに収めたつもりだったが、焼き付けしてみると暗すぎて見るに堪えないものだった。翌日、各所を観光して函館山の麓付近から市電に乗り、駅前を過ぎ五稜郭付近の電停で下車して暫く歩いた。が、何と何と、工事中で入場出来ないように柵が張り巡らされていた。がっかりの往復だったが、五稜郭タワーに上ることにした。

旅行の8年後、平成18年に新タワーが完成し間もなく旧タワーは取り壊しとなった
右側が我々が上ったタワーで、展望台から五稜郭の眺めは工事中のためシートで覆われていた。しょうがないので土産物店をうろついた。そして、北海道の方言を記したのれんがあったのだが、「あれっ、何で能登の方言が北海道なのだ」と疑問に思った。その方言は、「はんかくさい」という言葉だった。
 
2.3日前から新聞に能登や加賀地方の方言について記事が掲載されている。この「はんかくさい」という言葉は実は大阪が発祥という。北前船によって橋立や奥能登、そして東北、北海道へと拡散していったようである。おふくろがよくこの言葉をしゃべっていた。輪島よりも内浦の宇出津や珠洲に多用されている方言である。

ところが町内の人が会話の中で「はんかくせー」という言葉を喋った。聞けば、この言葉は東北の秋田や弘前でも使われているという。何年経っても東北弁は抜けないという話しは良く聞く。

こんな講座もあるという
能登でも地域によってアクセントが違うので、あんたは〇〇の人やろ?と聞けば的中するのである。驚くことに豊橋に勤務した際に新採の人が電話をかけ喋っていたアクセントが、宇出津訛りとうり二つだった。魚津出身だった。そういえば宇出津と魚津はトイメンである。漁師の交流があったからだろう。方言は不思議がいっぱい!

2021年4月23日金曜日

自分の身にも迫る恐れがあるサイバー攻撃

サイバー攻撃は自分には無関係な出来事のように思っていた。が、ズッと使い続けているワードやエクセルにもいつの間にか仕掛けが施されると聞いてゾッとした。
国立研究開発法人情報通信研究機構が運営するNICTERによれば、ダークネット観測統計は、過去10年間で約4倍の80万件にまで増加しているという。

また、警察庁が発表した資料によれば、サイバー犯罪の検挙数は年々増加しており、30年の検挙件数は9,040件と過去最多という結果が出ている。
サイバー攻撃の動向だが、情報処理推進機構がまとめた資料によれば、下記のような結果となっている。
個人TOP3
 クレジットカード情報の不正利用
 フィッシングによる個人情報等の詐取
 スマートフォン不正アプリによる被害

最近では、JAXAなどに大規模なサイバー攻撃があったとニュースが流れている。これは、中国人民解放軍の指示とされている。中国は経済成長が著しく、世界の覇権を握るという国家を目指して、世界の先端技術、軍事情報を収集する目的でサイバー攻撃を仕掛けているという。信じがたいが、中国製スマホには情報が中国に流れるような仕掛けがあるのだという。


サイバー攻撃はJAXAにとどまらず、大手企業や大学にまで及んだという。

ターゲットの一例

白々し政府の反論

サーバーを使うためのIDなどは、オンラインサイトを通じて「Tick」とよばれる中国のハッカー集団に渡ったという。また、中国人民解放軍のサイバー攻撃専門の部隊「61419部隊」に所属する人物が指示する形で、別の中国人の男も日本で偽名を使いレンタルサーバーを契約していたことが分かった。

これまでの捜査で、サイバー攻撃はハッカー集団「Tick」が、中国の人民解放軍の指示で行ったとみられ、JAXAのほか防衛関連の有力企業など、およそ200にのぼる研究機関や会社が標的になった。

遠山の金さんの、「おう、証拠があるなら出して貰おうじゃないか」と開き直る場面とそっくりだ。日本語のあやしい〇〇銀行のカード云々というメールも発信地は中国なんだろうなぁ。

2021年4月22日木曜日

あれっ、もう田植えが済んでいる!

今日も穏やかな1日になりそうな天候だが、昨日も1日中青空が広がった。
ホタル公園を横断して細い露地を通り抜け8号線の地下道をくぐった。平日なので海環の工事現場に沢山の重機が連らなって作業をしていた。

千木町あたりにも重機稼働中
この周辺は田んぼなのだが、あれっ、まだ4月だというに・・・と驚いた。
もう半分位の田に苗が植えられているではないか。

去年は連休中の田植えが多かった

舗装はまだ3年後くらいか?

コロナ渦中だが、8号線の交通量は全く減っていない。

経済の低迷は全然感じない

だが、昨日の県内感染者は33人といきなり増えた。福井も新記録だという。東京・大阪は凄い勢いでも、人出はそれほど減っていない。やはり気の緩みが見て取れる。路上で飲み会をやっているようだが言語道断のふるまいだ。ジッと自粛している身には歯がゆい。

2021年4月21日水曜日

5月6日受付開始、5月15日接種開始

夕刊に接種受付開始日と接種開始日が掲載された。そして肝心の接種医院が市長のfacebookに1時間ほど前に掲載された。吾等が近くの医院が3箇所となっていた。吉原町の荒井内科クリニックと中田整形外科、そして慶応幼稚園傍の「かないちクリニック」となっていた。

市長のFacebookから
嬉しいのは「かかりつけ医」で接種ができることである。しかし、予約が殺到し混み合うのを覚悟しなければならない。


「新型コロナウイルスワクチン接種券 在中」という郵便物

昨日(20日)、標記の郵便物が届いた。当初は3月中旬以降接種予定だったワクチン接種に関する「重要なお知らせ」と封書に記されていた。いよいよ接種できるようになったか・・と開封して数枚の書類に目を通した。だが、接種予定日、接種場所は何も書いてはなかった。

接種の日時、場所等が書いてあると思ったのだが・・・

どこで接種できるのかの資料はなかった

場所が不明なので金沢市のHPで調べて見たが、そんな資料は記されてなかった。恐らく事務処理が輻輳していて、まだ纏まっていないようだ。一昨日、1ヶ月に1度の薬をもらいに内科医に行った際に、「かかりつけ医での接種」が出来るかどうかを聞いてみた。やはりワクチンの温度管理の関係で搬入後2日しかもたないので中々難しいという話しを聞いた。だが、接種場所にならないとは断言されなかった。副反応に関する病気の問題もあるので、やはりかかりつけ医が最も望ましいと思う。

75才未満の方からマイナンバーの申請について封書が届いたという話しを聞いて、どうして我々には届かないのかを市民課に問い合わせた。75才以上は保険証の改定通知が発送予定なので、その時にあわせて通知されると話された。6月末までならポイントが付与されるという特典があるので、それに間に合うようにカード申請手続きをすることにして、森本支所に出向いた。申請書を貰ったので写真を貼り付け、記入欄を埋めて市民課に本人が提出することになると説明を受けた。そして、「3ヶ月後に郵送される」という。ポイントには間にあわない。どうして3ヶ月も要するのか理解できないが。

2021年4月20日火曜日

いつ見えるか運まかせの風景

日本縦断こころ旅が再び石川県にやってくるという。3年前ほど前になるが、手紙の募集に応募したが落選。場所は能登町田ノ浦から見えた立山の風景だった。天候の具合で立山の麓から頂上までの細部までくっきり見えた感動を手紙に書いた。 

先日、ネットで内灘から立山を捉えた写真を目にすることが出来た。この写真も実にくっきり立山連邦が写されており飽きずに何度も眺めた。

内灘道の駅から撮影されたようだ

このような景色は滅多に見られない。強運の人がシャッターチャンスをものにしたのだろう。ついでにもう1枚。これは九十九湾から立山が捉えられている。現在、巨大なイカのモニュメントが設置された道の駅付近から撮影したと思われる。

カメラ位置が高いのでドローンの撮影か?

田ノ浦から見た立山はこの写真より鮮明に見えた。恐らく空気の澄み具合が見え方を左右するのだと考えられる。逆に魚津から見える能登半島は薄っぺらな線という感じである。現在の住まいは金沢なので晴れ渡った日に内灘へ出かけて見るしかないか。やっぱり、水平線上に浮かび上がる立山が最高なんだけどなぁ。

2021年4月19日月曜日

能登の千畳敷と言えば・・・

能登の千畳敷と言えば外浦と内浦に2箇所あるのだが、内浦の千畳敷の方が眺望に優れスケールも大きい。能登町真脇地内の断崖に面した海岸線に沿って県道があり、およそ500mに亘り千畳敷が広がっている。

ポケットパークも整備された
この道路は単車に乗って何往復もした場所である。昭和36年7月に能登線建設工事の関係で市ノ瀬という九十九湾の畔にあった事務所に勤務することになり、宇出津駅から松波駅までの軌道敷設が開始されたので、千畳敷のある道路を行き来したのである。

海水が透き通っていて実にきれい

実はこの沿道だが、苦い思い出がある場所でもある。それは初めての冬のボーナスを貰って宇出津で背広を購入して柳田の実家に戻った帰り道、背広の箱を単車の荷台にくくりつけた。午後10時頃家を出発し市ノ瀬の寮に向かった。そして、11時頃に到着したのだが荷台にあるはずの背広の箱がないことに気づいた。どこかに落としたのである。直ぐUターンして探しに向かった。

小木の町並みを過ぎ長くて狭いトンネンルを過ぎても見当たらなかった。ひょっとしたら誰かが拾ってもう帰ってこないかも・・・と不安がよぎった。当時は既製服といえども高価だった。
ボーナス3万円弱、そのうちの大半が背広代に消えたのである。ますます不安が高まり千畳敷あたりにさしかかった時、道路のど真ん中に箱があった!幸いにして1時間ばかり、車はおろか人も通らなかったことになる。千畳敷はほろ苦い思い出が付きまとう場所でもある。

2021年4月18日日曜日

天空の城は金華山山頂の岐阜城こそだ

天空の城といえば竹田城が最も有名である。かつてここへ訪れたことがあるが、霧の上に聳える城郭跡の石垣群が人気を博しており、観光名所として観光客も多い。確かに山の頂上部に天守閣や城門等の石垣が見事ではある。

しかしである。独身時代や結婚後も40代中ごろまで岐阜市に住んでいたのだが、そこには岐阜城が再建されているので何度も山を登った。天守閣の最上階から眺める景色は実に雄大、濃尾平野が一望でき、大垣、垂井が手に取るように眺められる。あまり宣伝していないから天空の城とは誰も呼ばないが、竹田城の比ではないのである。

グーグルアースで見てみた
この写真の金華山山頂に岐阜城が認められる。東方には濃尾平野が広がり、名古屋駅周辺の高層ビル群が見える。南方に目を転ずれば鈴鹿山脈まで、西方は平野から山間部が広がる。

天守閣から望む岐阜市街の夜景

一宮、名古屋の果てまで眺めることができる

望遠で捉えた駅ビル群

長良川と鈴鹿山脈に夕日が落ちる

観光案内引用
岐阜城は現在築城されている城郭のうちでは、有数の高さ(標高329メートル)にあり、最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっている。また西には伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいるさまを一望におさめることができる。

信長も天守閣から濃尾平野を一望し、天下を取った気分を高揚させて、全国に天下布武する夢を膨らませたのに違いないだろう。

2021年4月17日土曜日

千里浜4ヶ月ぶりに走行OK!

波の浸食で走行不能となった渚ドライブウエーが、昨年12月12日以来、125日ぶりに復旧工事が完了し、午前10時半から規制を解除すると、車が次々と乗り入れ、海岸の風景を満喫した。全長8キロの全線で通り抜けが可能となり、待ちわびた観光客らが国内唯一の「車で走れる砂浜」をさっそうと走り抜けた。

幅員も十分となった

ドライブウェイは、ほぼ中間点となる宝達志水町柳瀬で浸食が進み、昨年12月13日から通行が規制されていた。期間は2014年11月~15年2月の87日間を抜いて過去最長となった。京都からの観光客は「砂浜が狭くなってるのは聞いていたが、まさか通行止めとは思わなかった。10時半にオープンって聞いて待っていようと思って」と話していました。

5キロ余りの区間が通行できない状態が続いていた

海が荒れると再び浸食され通行止めの恐れがあるが、手取川から流出していた山砂が日本海に供給されていたが、治水工事や手取川ダムにより完全にストップ状態となって久しい。
このような砂浜消失は全国共通の現象で毎年いくつかの海水浴場が消えている。しかし、渚ドライブウエーは世界でたったの3箇所という希な海岸なのである。住民の保存意欲こそが最も大切なのである。 

2021年4月16日金曜日

能登空港広場のノトキリシマ展示即売会に行ってみよう

 毎年5月の連休に能登空港広場でノトキリシマ展示即売会が開催される。今年は開花が早いので2週間後は少し遅いかもしれない。その展示即売会で苗を買って植えるのだが、2,3年で枯れてしまう。管理が下手なのだろうが、肥料はやったらダメと言われているので水をやるだけなのだが枯れた。3回目くらいのノトキリシマが今年は枯れずにもう満開。

去年は殆ど咲かなかったが今年は樹勢がよさそう

能登空港の展示即売会は何度行っても素晴らしい。

平成22年の展示会

加賀藩13代藩主斉泰公上覧の銘木なのだ

愛好家の盆栽もずらりと展示される

そのほか、オープンガーデンも見逃せない。
芦田家の庭はノトキリシマで埋め尽くされている

ノトキリシマプロムナード

冬場には防雪上屋が引き出される

奥能登一円で一斉に展開されるオープンガーデンは是非のお勧め、一度は乞うご鑑賞!である。

2021年4月15日木曜日

段ボールで模型?

段ボールで作った模型作品展が開かれているという。段ボールといえば性質上、細かな部分の工作は無理という先入観がある。で、展示会の写真を見た。エエッ、これが段ボール?と思う驚きの写真だった。

「征史朗と2人の弟の作品展 Ver.1.0」

工作が好きな金沢市内の3人兄弟が、同市大樋町の北陸銀行東金沢出張所で初の作品展を開いている。金沢泉丘高校1年の丸川征史朗さん(15)と同市森本中学校1年の幹士(かんじ)さん(12)、同市森本小学校3年の拓真君(8)。「征史朗と2人の弟の作品展 Ver.1.0と題し、征史朗さんの段ボール作品を中心に、絵画など計14点を展示している。

これが段ボール作品?と思える精巧な作品に驚きである。薄くて丈夫な段ボールなんて聞いたことも見たこともない。作品は着色されていないように見える。お菓子の箱のような段ボールかと思われる。3兄弟揃って絵が描けたり、模型を作ったり、これは素晴らしい。
SLの動輪部分の精密さに感心した。
ネットで段ボール作品を検索してみると、やはり飛行機や戦車等の完成品があった。かなりのマニアがおられるようである。だが、この3兄弟の作品は完成度が最上クラスであることも分かった。

ネットで見つけた戦車の作品
小学6年生の頃、戦艦大和や戦車の模型を作った記憶があるが、殆ど部品が出来上がっていて組み立てと着色すれば完成した。それでも戦車は乾電池を入れモーターを回す動力付きで、外に出て道路で動かして見た。障害物を乗り越え走行する様は格好良かったなぁ。

2021年4月14日水曜日

徳光PA車遊館が生まれ変わった

まだ単身赴任していた平成9年に徳光PA(上り)内にまっとう車遊館がオープンした。そこには2度か3度行ったことがある。店内はかなり広いスペースで来客数も多くあった。まっとう車遊館は、旧松任市(現白山市)の第3セクターが開業運営した。ところが経営難(倒産)で平成15年に(株)ダイニチが競売で取得したのだが、そのダイニチも3年前の6月に破産した。

営業中の車遊館

店内には鮮魚店もあった
この建物は撤去され、この地に「白山ゲートウェイとくみつTaanto」がこの16日に開業するという。物産館がオープンするのだが、そこには金箔(きんぱく)で覆われたトイレを設置するという。

やがて開業となるtaanto(タントと読む?)

かつて営業していた2施設の運営企業が続けて破綻した「歴史」があり、開発業者はトイレで不幸な過去を洗い流し黄金に輝く未来を創り出そうと意気込んでいるという。男女のトイレに一つずつある個室は、壁や便器など室内全体が金箔で覆われている。入館者は無料で自由に利用できる。

そんなに遠いところではないので「ほとぼりが冷めた頃」に行ってみたい。