昨日の朝は路上に1,2cmの積雪があり、かつ、路面が凍結していたので、いつもは自転車通学の中2の孫と近所の同級生を車で送った。
今朝は積雪なし。予報も午前中は晴れとなっている。去年の今頃はまだバスが不通だったが、この冬はまだ一度も家の前を除雪したことがないのでありがたい。
さて、今日は昨日の夕刊一面に掲載された写真が実に見事だったので紹介したい。
北國新聞2月14日夕刊 |
先だって、卯辰山の上部に立山連峰が現れた写真を紹介したが、この写真もその新聞記者が撮影したに違いない。構図のバランスがとても素晴らしいものがある。
水墨画 |
話題は一変して酒。
能登恋路海岸のすぐ珠洲よりの道路沿いに宗玄酒造がある。昭和38年、能登線の軌道敷設工事が鋭意施工中だった頃、この酒蔵のすぐ後ろに線路があったのだが、何せ仕込み中の酒の香りが常時漂っていた。作業員たちは昼の休憩時間は酒蔵の後ろで弁当を食べていた。「飲みながら食べている雰囲気がいい」と評判が良いところだった。
この建物の裏側に能登線があった |
創業250年の奥能登「宗玄酒造」、金沢に初の営業所とアンテナショップ
「宗玄酒造」が開設した金沢営業所 |
創業250年の老舗酒蔵「宗玄酒造」(石川県珠洲市)が2月10日、金沢市に初の営業拠点(金沢市大桑1、TEL 076-280-1314)を開設した。
奥能登と呼ばれる地域の中でも能登半島先端の珠洲市に構える同社は、金沢まで2時間半、能登空港を使えば東京までも2時間半という立地。商圏を広げるため開設した営業拠点の場所は、車での交通の便と地盤の良さを基準に選んだという。
就任から8年目を迎えた徳力暁社長は「3年越しでこの土地を選んだ。これまで卸売業者に任せきりの営業だったが、今後は拠点を生かして自社でこまめな活動を行い販路拡大につなげたい」と話す。すでに実績のある海外での販路拡大や東京への進出も視野に入れる。
この会社はユニークな戦略を持っている。すぐ後ろに能登線のトンネルがあるのだが、そこを「酒を寝かせて美味さアップ」という場所にしたてて貯蔵庫にした。
なおかつ、恋路駅の跡地までトロッコをこいで走れるような施設にした。
旧能登線をフルに活用される宗玄酒造に乾杯しよう。
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