高齢者の定義というものがあるとは知らなかった。日本における高齢者は、一般的に65歳以上とされ、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と区分されている。昨日の国会で高齢者の定義が議論されたという。そのやりとりは高齢者の身として面白く拝見した。
猪瀬議員が「高齢者の定義の見直しについて、生産年齢人口の話と絡めて質問していきます。まず、生産年齢人口というのは、1960年代からずっと使われているんですけれども、15歳から64歳までと定義されている。高市総理も3月7日にお誕生日、見事に64歳から超えて、生産年齢人口を超えましたね」と話すと、議場には笑いが広がった。
猪瀬議員は続けて「僕も今年80歳になりますけれども、働いて働いて、この生産年齢人口は何で64歳までなのかということを一つ問題にしたい。ご存知のように、あのサザエさんのお父さんは54歳、波平さんですね。ちょっと髪の毛ないんで54歳より年取って見えますけれども、これテレビアニメが始まったのは昭和44年ですから、この頃は一般的に55歳が定年でありまして、これ定年間際の設定だったわけですね。今実際に70歳ぐらいに見えますよね」と述べた。
続けて、上野駅の写真を示し、「これ上野駅の風景ですけども、集団就職列車で上京した中学の新卒者たちは金の卵と言われた。当時15歳ですね。こうして見ると昭和の時代に、確かに15歳から64歳という生産年齢人口の考え方、当時はそれで良かったかもしれないけれども、今は高校の進学率が99%で、大学は60%です。ですから、こういう状態で実態とかけ離れているわけで、総務大臣にお尋ねするんですけれども、これ変えていかないとダメなんじゃないか」と質問した。