2020年5月9日土曜日

40日ぶりにゼロ このまま収束?

県内の新型コロナウイルス感染者が40日ぶりにゼロになったという。
一昨日、「二ツ屋病院」で、4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表があったが、昨日は感染者が出なかったことに一安心した。高齢者の入院患者が多い病院だと聞いているが、病院関係者の必死な感染予防行動が想像される。目に見えて来ない懸命な努力が功を奏したということだろう。


これで「二ツ屋病院」の関係者で感染したのは64人となり、県内では合わせて275人となった。「二ツ屋病院」の職員とスタッフ19人、その同居者5人、入院患者40人の合わせて64人が感染し、このうち入院患者10人が亡くなっている。
病院では厚生労働省の「クラスター対策班」の指導を受け、院内感染が広がらないよう対策をとっているが、石川県はその前に感染した人が発症した可能性があるとみている。

PCR検査がようやく検査基準を見直しするという。保健所がパンクしているということは1ヶ月以上も前から指摘されていた。


専門家会議が指摘する前から各界から意見が出ていたが無視された。37.5℃以上の高熱が4日続いていること・・・が前提だった。検査が受けられず死亡した人が複数ある。
こんな馬鹿げたことが改善されなかったことは政治責任であろう。

金沢市議会議員が昨日退院したという。階段で転倒して鎖骨骨折のため入院。CT検査でたまたま肺の異常が発見されPCR検査で陽性だったという。日本はCT普及率が世界一だそうだ。なので、PCR検査が少なくても十分カバーしているという医師の話もあったが、検査漏れで死亡者が出た現実からは、言い訳にはならない。

40日ぶりのゼロだが、願わくばずっとゼロであってほしいものだ。

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