2018年3月28日水曜日

新幹線レールをスキャンしてみた

昭和50年3月10日に山陽新幹線岡山博多間が開業した。その日、広島駅新幹線上り線ホームにおいて開業式典が行われ、小生も工事関係者として参列した。

新幹線開業式典 於広島駅
このセレモニーが終わり、広島に集結していた技術職員は東北新幹線や出身母体の岐阜、大阪、下関に転勤したのだが、事務系、技術系を問わず全職員に記念品が配付された。
記念品は新幹線のレールを1cmの厚さに切断したもので、それにメッキを施してプラスチックケースに収められたものであった。
先日、書棚の整理をしていたらそれが出てきたので、スキャンしたらどうなるかやってみたくなった。


これは原寸大にスキャンできた。
切断前のレール
このレールは60kgNレールと称し、1mあたり60kgの重量である。
ちなみに北陸本線は50kg、能登線では30kgレールが使用された。
七尾線では日露戦争で「ぶんどって来た長さ10.06mのレール」が長く使用されていた。このことは旧国鉄職員であっても知る人は稀である。
断面
広島博多間の開業にあたり試運転が2カ月間行われたが、小生も広島から博多まで列車最後尾の運転室で試乗した。

0系運転席

これでも当時は最新型だった
あれから43年の月日が流れた。これは「のぞみ」よりもはるかに早い!

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