2018年3月14日水曜日

晴天の霹靂 がんの疑いがある・・・と

先週火曜日にCTスキャン結果で異状なしと告げられ胸をなで下ろした翌日、医科大から電話で来週13日に来院するよう告げられた。胃腸内視鏡科の医師が伝えたいことがあるとのことだった。
そして昨日その日が来たので医科大へ行った。医師がパソコンの画面を見ながら、「胃部は異常なかったのだが、CTの画像を精査した医師が腎臓に異常が認められたと連絡があり、画面を示し説明された。腎臓だという断面に色が濃くなっている部分が円形を描いているのが分かった。

泌尿器科の受付に行ったところ、「採尿して下さい」と紙器を2個渡された。№1の紙器に最初の尿を採取し、№2の紙器に中間尿を採尿せよと指示があった。家を出るときにトイレに行ったので果たして出るのか心配したが、何とか検査できるであろうくらいは出た。
そして9時半に診察室前の待合室のイスに腰かけた。60席くらいのイスが満席になるくらい患者が多かった。1時間待ってもまだ、2時間待ってもまだ、3時間待ってもまだ、俺の名前があるのかなと心配になった。診察室は3つもあるというのにである。どうして泌尿器科は患者が多いのだろう?

午後1時過ぎ、ようやく受付番号が表示されたので受診室に入った。医師がCT画面を示したので、「先ほど胃腸内視鏡科の先生に見せてもらい、影があるのがわかりました」というと、「影ではありません、これは腎臓に腫瘍があるということ。悪性か良性かは判断できないが、大きさは3cm大、切除の要ありだ」と。

「来週MRIを撮りましょう」と云われた。
帰宅して腎がんを検索して調べてみた。4cm以下はステージⅠの初期症状だということが分かった。

腎細胞がん(腎盂を除く腎のがん)にかかる割合は、10万人に約6人だという。がん全体のうちの約1%を占め、やや男性に多い傾向にある。腎細胞がんは50歳ごろから増加し、70歳代まで高齢になるほど高くなるのだとか。

腎がんの原因がこれ
日本人を対象とした研究結果では、がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれている。
腎がんは、早期に発見されれば手術での完治も可能。症状が続くときはもちろんだが、症状がなくても検診等で腎臓の「おでき」を指摘されたときには早めに受診することが腎がんの早期発見につながるという。



晴天の霹靂であるが、5年ぶりに胃がどうなっているか検査してみようと思い立って今回初期の腎臓がんが発見された。もし検査なんて必要ないと放置していた場合を考えると、「本当にラッキーだった」のかもしれない。



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