2018年3月2日金曜日

平均寿命と健康寿命の差

子どもの頃、正月になると親から「お前は5つになった」とか「6つになった」といわれたのだが、どうも腑に落ちなかった。12月生まれなので、満5歳を迎えて1週間もしないうちに6歳だといわれた。生まれた時が1歳、正月が来れば2歳、いわゆる数え年である。いつごろからか数え歳は通用しなくなった。そのころは人間の寿命なんてことはまるで考えもしなかったのだが・・・・。

去年7月27日に厚生労働省から「2016年簡易生命表」が公表され、平均寿命が男性80.98年、女性87.14年と、いずれも過去最高を更新したことがわかった。
この表で自分は平均寿命まであと6年しかない。カウントダウンが始まり恐ろしいくらい毎日が矢のように飛んでいく。そして、男の健康寿命は71歳だという。

健康=幸福を願ってホームに立った
平均寿命が延びても、「健康で生きられる期間」が延びなくては、有難味がないというものだ。「健康で生きられる期間」も延びているのだろうか。



統計上のデータの健康寿命から4歳も上回った。この状態をどうすれば1日も長く維持できるかが自分の課題である。


平均寿命が世界一を誇る日本ではあるが、寝たきり年数も世界一なのだという。
10年も寝たきりでは長寿の意味がない。どうすれば健康寿命を伸ばせるのか。


この表を見て自分と照らせ合わせてみると、野菜摂取量は及第点、減塩もまずまず、不合格は歩数であることがわかった。40分間早足で歩いて4000歩、その他で2000歩くらいだが、9000歩にはまだまだ足りないことが分かった。

身体的な老化は、目に見えるものと見えないものがある。目に見えるものは、見ること、聞くこと、食べること、歩くことなどに現われる変化である。
視覚では、老眼や白内障になる人が多くなる。聴覚では、耳が遠くなり、人との会 話が困難になる。歯の状態も、歯周病や虫歯になり、咀嚼力が落ち、食べるものも制限されることになる。また、あらゆる感覚が老化してくるため、味覚も衰え、甘い辛いなどを感じ
にくくなる。

さらに、骨や関節、反射神経も衰えてくるので、転倒・骨折をしてしまうことが多くなる。特に、女性は50歳前後から女性ホルモンの急速な減少や、過去に出産などで失われたカルシウム不足が関わり、骨粗鬆症を引き起こしやすくなる。

これらの老化が、家に閉じこもりがちになってしまう原因にもなるという。

よって、多くの人と交流を続け、歩数を増やす、これが私の健康寿命を伸ばす秘訣だということが分かった。目標に向かって努力しよう!

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