2018年3月5日月曜日

昨日はタイヤ交換日和?

昨日は気温が上昇し、これ以上の好天はないというほど穏やかな碧空が丸1日続いた。
ガソリンスタンドでは、もうタイヤ交換する人が多く訪れていた。
従業員がタイヤ交換980円と謳ったチラシをくれた。
だが、3月初旬である。以前、3月中旬過ぎに庭木の雪吊りを外した翌日に、20cmほどの雪が積もって庭木の枝が折れたのである。スパイクタイヤならいざしらず、スノータイヤといえども走り心地に変わりは無い。4月初旬まで待った方が賢いと思う。

さて、この時季は穴水のイサザ漁が始まる。新聞にも関係記事が掲載された。

イサザ待つ 春の喜び 強風収まり…穴水漁解禁
穴水町の春の風物詩として知られるイサザ漁が三日、町内各地で始まった。河口付近の川辺には網を仕掛けた漁師の姿が見られ、町に春の訪れを告げている。
イサザは白魚と呼ばれるハゼ科の小魚で、三月に入ると産卵のために川を遡上(そじょう)していく。その姿から別名「春告魚」とも呼ばれ、食通の間では躍り食いが好まれる。漁の解禁は一日だったが強風などの影響で三日までずれ込んだ。

穴水町川島の小又川では、川辺のあちこちに足場が築かれた。漁師たちは肉眼で川面を見つめ、イサザの群れがやってくるのを待ち構えた。
川辺に築いた足場の上で、イサザの群れを待ち構える漁師=穴水町川島で
四十年以上の漁歴を持つ殿田富男さん(70)は、川辺に仕掛けた四つ手網の上をイサザが通り掛かった瞬間、サッと引き上げ、熟練の技を見せていた。殿田さんは郵便局員だったころから、早朝や夕方に時間を見つけては漁を続けてきたという。

「イサザの姿を見ると、春が来たんやなって、ほっとした気持ちになるね」と目を細める殿田さん。「何時間でも辛抱強く待つのが漁の基本。好きなもんしかやっとれんわ」と笑った。 

今もあるかどうかわからないが、穴水駅前の左手に旅館があって、そこでイサザの踊り食いを味わったことがある。湯呑茶碗に入れられた10匹ほどのイサザを飲み干した。酢の味しかなく、あまり気持ちのいいものではなかった。
だからもう一度食べたいとは思わない。


この漁は3月1日に解禁となり、穴水湾へと続く川には、四つ手網を使った漁師をチラホラと見る事が出来る。このアナログ的な漁は、100年以上も前から続く、伝統的な手法なんだとか。 

玉子とじや、天ぷら、から揚げが美味しいという。

「いさざ」とは白魚(シロウオ、ハゼ科の小魚。体長5~6cm。)のこと。春告魚とも言われている。春の訪れとともに産卵のため河川にいさざが通りかかると網ですくい上げて捕獲している。
地元では生きたまま食べる「踊り食い」が通な食べ方だと言われているのである。

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