2020年1月14日火曜日

国技館が遠藤コールに沸いた

昨年の11月九州場所12日目に遠藤・白鵬戦があった。その時、白鵬の禁じ手すれすれのエルボが遠藤の顔面に炸裂。その場でばったり倒れ、鼻血が激しく流れ出た。

特注品のサポーターの効果も大きいというエルボ
鼻血が激しく出ているのだ
昨日の白鵬戦では観客はそんな遠藤の負け方を覚えていた。
そして溜飲が下がる取り組みが繰り広げられた。立ち上がり、横審の意見が頭をよぎったか?白鵬は張り手をかましたがエルボは自制したようだった。白鵬の2,3度の上手投げをこらえ切り返し技で白鵬を土俵上に転がした。
白鵬の上手投げを良くしのいだ
切り返し技で白鵬が宙に浮いた!
大横綱白鵬を土俵上に転がし見事、先場所の「かたき」を取った!
2場所連続優勝を目指す横綱白鵬(宮城野)を切り返しで撃破。初日の鶴竜(陸奥)に続いて連日の金星となった。
立ち合いで一度待ったの後、二度目の立ち合いで白鵬の張り手をいなしながら左まわしをとる。白鵬の強引な右上手投げを何度も残し、切り返しで白鵬の背中を土俵にたたきつけた。

両力士は九州場所の12日目に対戦。今回と同じく待ったの後の立ち合いで、白鵬がサポーターを巻いた右肘を激しくぶつけ、さらに激しい張り手でたたきつけた。土俵に沈んだ遠藤は流血しており、白鵬の取り口は物議をかもしていた。
今回、遠藤の雪辱戦ともいえる金星に場内は大興奮。座布団が舞い、「遠藤」コールも鳴り響いた。

何とも溜飲の下がる一戦だった。だが、炎鵬が負けてがっかりもした。

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