昨日は台風並みの大荒れの天候だったが雪の気配は全くない。昨日発表された16~20日の5日間平均気温は「高い」と予報された。
吾々一般市民にとっては、雪すかしの重労働から解放されるので大歓迎だが、高山に降り積もる雪は「天然ダム」として春以降の農作物にとっては大切な水資源となる。だから渇水の危険が潜んでいるのである。
今朝の新聞では、雪不足のため県中学・高校のスキー選手権大会が開催できないため、高山市のスキー場で開催することに決定したという。
県内スキー場、雪ゼロに悲鳴 中高生大会は県外開催に
積雪がなく営業開始のめどが立たない一里野温泉スキー場=白山市 |
暖冬による雪不足のため石川県内のスキー場は「滑走不可」の状態が続き、県高体連と県中体連は8日、今月予定するスキーのアルペン競技会を県外で開催することを決めた。県外開催は3年ぶり。スキーは冬の白山麓観光の中心であり、競技者だけでなく一般客の宿泊や飲食などで「積雪ゼロ」の打撃は大きく、関係者は「早く雪が降るよう祈るしかない」と苦悩する。
県スキー連盟によると、白峰アルペン競技場(白山市)の積雪は多いところで約10センチにとどまる。このため14~16日に予定していた県高校スキー選手権と県中学校スキー大会は、いずれも岐阜県のほおのき平スキー場(高山市)に会場を変更して15日に行う。連盟主催の国体予選を兼ねた県選手権も、同スキー場で19日に開催することとし、連盟のホームページ(HP)で詳細を告知する。
クロスカントリーの競技会は、11日の県選手権スプリント競技が中止となった以外は開催する方向だ。ただし、連盟クロスカントリー部によると、会場の白峰クロスカントリー競技場の積雪はほぼゼロで、大会の運営は今後の降雪次第となる。
開催地の変更は、競技者の負担が増えるばかりでなく、地域の観光産業への影響も大きい。白峰のホテル八鵬は出場選手の宿泊がキャンセルとなった。今シーズン、リフトを新設した白山一里野温泉スキー場は、昨年12月21日の営業開始予定がずれ込んだまま。年明けに積もった雪も7日の降雨で消えてしまい、担当者は「またゼロからのスタート。いつでも営業できるように準備するだけ」と淡々と話した。
2018.1.12豪雪時 |
玄関前もたんまり積もって「ゲゲゲ」となった |
2年前はドカンと来た。連日の除雪でへとへとになった。高齢者にとっては何はともあれ 積雪がないことはありがたい。
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