貴景勝と父・一哉さん(57)の二人三脚を支えた陰には、母・純子さん(51)の存在があったという。勝てば優勝が決まる14日目から九州に“前入り”。だが「(取組は)見られませんでした・・・と。会場をウロウロして勝ち名乗りを聞いて『あぁ、勝ったんだぁ』と」と明かしたそうだ。
貴景勝のお母さん(51)美人にびっくり! |
夫と息子が毎日6時間を超える稽古に励む中、母として支えた。「私は本当にサポート。食事や精神面のフォローをしていました」。食費は毎月30万円もかかっていたという。
毎日肉を3kg買うスーパーの店員が、「ライオンでも飼われているんですか」と聞かれたというエピソードがあるそうな。
貴景勝のお父さんは大の貴乃花フアンだった縁で、小学5年生の時に貴乃花部屋に稽古に来ないかと誘われ親子で出向いた。稽古には貴乃花親方が自ら稽古をつけたといい、「君は絶対強くなる」と太鼓判をおされたというのだ。
22歳の小結・貴景勝(千賀ノ浦)が初賜杯を抱いた。千秋楽で前頭3枚目・錦木(伊勢ノ海)から13個目の白星を挙げ、2敗で並ぶ大関・高安(田子ノ浦)が結びで敗れたため史上9例目の小結Vが決定した。
優勝インタビューも落ち着いて応答していた |
部屋で祝杯 |
賜杯を抱いて両親が揃った写真は見たことがない! |
パレード出発 運転手隣に親父さんが!これぞ親孝行! |
背も普通。食も細い。そんな少年が小6時の作文に「大相撲に入り、横綱になる」と本気で書いた夢を、ある親に「(小柄な体で)何ができんねん」と鼻で笑われた。「悔しかったよ。信じてくれるのは親しかいなかった。見返そう」。父と固く誓った。
おまけといっちゃぁ何だが、三賞選考委員会が25日、福岡・福岡国際センターで行われた。優勝争いをしている22歳の小結・貴景勝=千賀ノ浦=が殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞。これで殊勲賞は3回目、敢闘賞は2回目の受賞となった。
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