2018年11月26日月曜日

親父と息子が二人三脚で育てた「優勝」という果実

貴景勝と父・一哉さん(57)の二人三脚を支えた陰には、母・純子さん(51)の存在があったという。勝てば優勝が決まる14日目から九州に“前入り”。だが「(取組は)見られませんでした・・・と。会場をウロウロして勝ち名乗りを聞いて『あぁ、勝ったんだぁ』と」と明かしたそうだ。

貴景勝のお母さん(51)美人にびっくり!
夫と息子が毎日6時間を超える稽古に励む中、母として支えた。「私は本当にサポート。食事や精神面のフォローをしていました」。食費は毎月30万円もかかっていたという。
毎日肉を3kg買うスーパーの店員が、「ライオンでも飼われているんですか」と聞かれたというエピソードがあるそうな。

貴景勝のお父さんは大の貴乃花フアンだった縁で、小学5年生の時に貴乃花部屋に稽古に来ないかと誘われ親子で出向いた。稽古には貴乃花親方が自ら稽古をつけたといい、「君は絶対強くなる」と太鼓判をおされたというのだ。




22歳の小結・貴景勝(千賀ノ浦)が初賜杯を抱いた。千秋楽で前頭3枚目・錦木(伊勢ノ海)から13個目の白星を挙げ、2敗で並ぶ大関・高安(田子ノ浦)が結びで敗れたため史上9例目の小結Vが決定した。

優勝インタビューも落ち着いて応答していた
部屋で祝杯
賜杯を抱いて両親が揃った写真は見たことがない!
パレード出発 運転手隣に親父さんが!これぞ親孝行!
非凡な才能は父・一哉さん(57)の情熱によって磨かれたという。地域で無敵となっていた相撲は、小3から本格的に始めた。「人の10倍ぐらいやりました」と父が徹底指導。週4日の3部練習に加え、相撲クラブが休みの日は芦屋市の自宅で父とぶつかり稽古。近所で坂道ダッシュもしたが、閑静な高級住宅街に似つかわしくない親子の姿に「頭おかしいと思われていたと思う」と振り返る。

背も普通。食も細い。そんな少年が小6時の作文に「大相撲に入り、横綱になる」と本気で書いた夢を、ある親に「(小柄な体で)何ができんねん」と鼻で笑われた。「悔しかったよ。信じてくれるのは親しかいなかった。見返そう」。父と固く誓った。

おまけといっちゃぁ何だが、三賞選考委員会が25日、福岡・福岡国際センターで行われた。優勝争いをしている22歳の小結・貴景勝=千賀ノ浦=が殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞。これで殊勲賞は3回目、敢闘賞は2回目の受賞となった。
 弱冠22歳、これからが楽しみだなぁ。




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