昨日は宇出津大敷網でブリが大漁だったという。
ブリは沖合約2キロに設置された宇出津港周辺の定置網4カ所で捕れた。能都支所によると、寒気が南下した影響で魚群が石川県沖に移動したとみられる。水揚げされたブリは9割近くが重さ8キロ以上で、10キロを超える大物が多く、最大は15キロだった。
それが何と1200本!
金沢市中央卸売市場で14日、今季最多となるブリ約1100本が競りに掛けられ、活気づいた。同日、能登町宇出津港で約1200本が水揚げされたためで、市場関係者によると漁期序盤で千本を超えたのは約10年ぶりとなった。石川中央魚市(同市)によると、今季は出漁時に大群を見掛けることが多く、担当者は「今年は豊漁になる見込みがある。多くの県民に味わってもらいたい」と話した。金沢中央卸売市場 |
そのぶりは地元で販売されるのだろうか。
業者が買い付けてトラックに積み、とりあえず能登海浜を走り、途中、全国の市場価格を調査比較して最も高く売れる市場へと運転手に行き先を指示し、トラックはそこに直行したものだと聞いたことがある。中央卸売場から今でもそうしているかも知れない。
11月~2月に能登半島沿岸で水揚げされる7kg以上のぶりを「天然能登寒ぶり」と言う。宇出津港のぶりは12~1月の2か月間、10㎏以上のぶりを「のと寒ぶり」と呼び、専用のタグをつけられて値段も高くなる。しかし、12~1月に水揚げされる寒ぶりは8~9kgでも丸々としてとても美味しいものがたくさんある。
能登の寒ぶりが美味しい理由。それは、脂だけでなく、旨みも非常に強いからだ。ぶりは、九州沿岸で孵化し、夏から秋になるにつれて成長しながら北海道へ北上する。そのあと、冬に近づいてくると体内に養分を蓄えながら南下し、佐渡島を通過して富山湾内に入ってくる。氷見の寒ぶりはエサの豊富な富山湾で水揚げされるが、のと寒ぶりも同じ富山湾内の能登町宇出津港で水揚げされている。当然、氷見寒ぶりと同質の寒ぶりが味わえまるのだ。
ぶりかま塩焼き |
ブリ大根とか照り焼きとかいろいろな料理があるけれど、日本酒に合うのが「ブリかま」の塩焼きだ。
いわゆるエラの部分を塩だけで焼く。 つまむと身がほろりとお箸にのってきて、これがまた旨い!
刺身にしても照り焼きにしても実にうまい。
これから益々あぶらが乗ってくる |
照り焼きもいいなぁ |
大根と煮てもうまい |
酒粕入りブリあら煮はどうですか |
回転ずしで食べるブリは養殖なのかな?季節を問わずいつもあるもんねぇ。
1本丸ごと買ってきて三枚におろして余すところなく全部食べるとするか!
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