2018年11月20日火曜日

各紙一面トップにゴーン逮捕

昨日の夕方、ゴーン会長逮捕かというニュースが流れた。そんな馬鹿なと思ったのだが、
どうも内部告発が半年前から東京地検特捜部に持ち込まれていたという。
ゴーン氏の報酬が国内主要企業のそれと比べて特段に高いと感じてはいた。ところが真逆、その報酬額が実際よりも半額だったというではないか。

ゴーン氏は1990年代後半に経営危機に陥った日産に出資したルノーから派遣され、大胆な経営改革で業績を急回復させた。16年には燃費不正問題で経営が悪化した三菱自動車にも日産が出資し傘下に置いた。3社連合(アライアンス)の会長兼最高経営責任者(CEO)も務めている。ルノーは日産の株式の43%、日産はルノー株の15%を保有している。

午後6時過ぎ、日産自動車の西川広人社長は、報酬額を実際の額よりも少なく有価証券報告書に記載していたとして、カルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕されたと発表した。
役員報酬の記載で立件されるのは極めて異例。東京地検特捜部は、偽った報酬が多年度にわたり、高額でもあることなどから悪質性が高いと判断、強制捜査に踏み切ったとみられる。
200人を超える記者を前に西川社長が発表した
 日産の有価証券報告書によると、ゴーン氏の前期(2018年3月期)の報酬は7億3500万円。同氏はこのほか会長職を兼務している三菱自動車から2億2700万円、フランス自動車メーカのルノーからも740万ユーロ(約9億5000万円)の報酬を受けていた。共同通信は、ゴーン氏が報酬約50億円を過小に記載していたと報じた。

ゴーン氏は1990年代後半に経営危機に陥った日産に出資したルノーから派遣され、大胆な経営改革で業績を急回復させた。16年には燃費不正問題で経営が悪化した三菱自動車にも日産が出資し傘下に置いた。3社連合(アライアンス)の会長兼最高経営責任者(CEO)も務めている。ルノーは日産の株式の43%、日産はルノー株の15%を保有している。


毎年20億円にものぼる給料が物足りないのか、個人的な投資に流用したり、個人経費を会社経費の中から支出していたという。人間の欲望には限りがないという見本を示している。しかし、強欲過ぎるなぁ。
保釈金がどれほどか試算した記事があった。


20億円くらいは「へ」でもないという見方は現実味を帯びる。
離婚した際には50億円の慰謝料が支払われたというではないか。


ブラジルでは日産負担で別荘も買ったとか。
吾々年金暮らしの身分にはとんと尺度が合うはずもない。

高井弁護士は「それが事実であれば、会社法の特別背任罪や横領罪にあたる可能性もある」との見方を示す。
「事案が事案だけに、日本の刑事司法に対する外国の信頼を損ない、外交問題に発展する恐れもあるので、慎重な捜査が必要だ」との見解も付け加えた。
何で外国の信頼を損なうというのかさっぱり理解できない。 



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