2017年10月13日金曜日

金沢都ホテルがいよいよ消える

金沢駅前に54年間にわたり存在感を示していた金沢都ホテルが、11月から取り壊されるという。昭和38年に落成し、金沢駅前のイメージを一新したこのビルは、金沢の近代化のシンボルとして市民から親しまれた。


私が高校を卒業したのが昭和36年。その2年後にこのビルが完成した。
県外に就職して帰省時に金沢に立ち寄った時、このビルを見て金沢の変わりように眼をみはったものだった。
このビルが着工される前の状況は、イメージとして思い出すことは困難だったのだが、昭和30年代前半と思われる当時の写真を目にすることが出来た。

都ホテルができる前の駅前
別院の屋根がひときわ高く存在感があるが、この写真の見える範囲にはビルらしい建物といえば、武蔵の丸越と思われるビルがかすかに見えるだけ。
昭和41年、県外就職の3人が久しぶりに金沢で再会した。その時、都ホテルの7階レストランで食事して楽しんだことが思い出される。

昭和41年24才
ビル跡地にはホテル系のビルが建設されるという。
東京オリンピック開催の年の3年後に完成するという。どんな風景が生まれるのか楽しみである。



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