2017年10月31日火曜日

空に舞い上がる滝

能登半島の外浦はこれから厳しい季節風が吹きすさぶシーズンとなる。今日の朝刊にそれに関する記事が掲載された。
曽々木海岸と真浦海岸の境界にトンネルの出口がある。そのトンネル出口から20mほどの岩壁に垂水の滝がある。強い季節風が岩壁に突き当たり、その風が滝の流れを上下逆転させるのだ。


この写真には波の華は写っていない。次々と押し寄せる高波が岩にぶつかり波の華が発生する。その波の華が逆さ滝の水しぶきと交わり、空中を舞う。その光景は圧巻である。この光景は年末あたりからか。
曽々木や真浦の集落には間垣はない。大沢地区は曽々木よりも季節風が強いのだろうか。

垂水の滝付近の海岸は眺望に優れており、海水浴は特に爽快である。海水浴を終えるとこの垂水の滝で打たれ体を洗う。夏場は水量が少ないが不思議と枯れることがない。

50年前に職場の仲間とこの海岸で海水浴をした
2.3カ月前くらいに、このブログで能登の親知らずというタイトルで記事を書いたが、その親知らずの入口にこの垂水の滝がある。
能登には名所が沢山あるが、私はこの一帯の風景が特にお気に入りなのだ。


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