2017年10月3日火曜日

アメリカは壊れている

コンサートを楽しんでいる2万2千人の大観衆に向かって、ホテルの32階からマシンガンを乱射して現在時点で58名の死者と500人を超える負傷者を出した。
犯人は64歳の男。ギャンブラーだったという。

逃げ惑う観衆

無残な犠牲者の姿
犯人の目的は何なのだろう。アメリカでは小学校に乱入して銃を乱射するなど、このところこの種の事件が頻発している感が否めない。

犯人の写真では普通の男にしか見えない。この男が50数人を射殺し、500人以上に傷害を及ぼした。この男の親父は銀行強盗だという。悪の血筋といえる。だが、事件を利用するIS声明とは無関係だとしている。

アメリカ社会では銃規制の話は出るのだが、銃がない生活は不安で恐ろしいと考える市民が過半数を大きく上回るのだという。これはアメリカの歴史を学ばないと理解できないことなんだろう。
西部劇の映画を見ると、おびただしい弾丸を付けたベルトに拳銃がぶら下がり、すぐ拳銃を取り出して相手を射殺する。こんな文化を今に引きずっているのである。

アメリカファーストを掲げるトランプ大統領が就任して10カ月。側近が何人辞任したか。人種差別も復活した。

アメリカは壊れている。

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