カナダで世界体操が開催されて、昨日が最終日であった。今回は内村航平選手がケガで棄権したのでがっかりしたのだが、昨日、白井健三の床競技の模様をTV観戦した。
体操競技の全てに共通することといえば、どれだけ素晴らしい演技をこなしても、着地姿勢が崩れると大きな減点となり、高得点は期待できない。
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昨日の白井健三選手の床競技 |
昨日の白井の演技は正に圧巻であった。だが、余りの速さに何がどうなっているのか全くわからない。ひねりの白井という異名を持っているのだが、スタートしてすぐジャンプしながら身体を高速回転させている。スローモーションの映像ではっきり確認できるのだが、自分の背丈以上もジャンプして「ひねり」を繰り出す特技は、他の選手を寄せ付けない白井独自の演技である。
その結果が「シライ」で床運動3度目V 同一種目別で日本選手初という成果をあげた。
2位と1.1ポイントという大差をつけた堂々の金だった。
今日の朝刊で知ったのだが、跳馬でも金メダルを獲得したという。内村に続く日本体操界のヒーローになり今後の期待が一層高まった。
そして女子体操の床で、村上茉愛(まい)が史上初の金メダルを獲得したという。
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表彰台の真ん中に村上茉愛が立った! |
この種目で日本が金メダルを獲得するのは史上初めて。また、全ての種目を通じて日本女子が金メダルを獲得するのは1954年ローマ大会の平均台で田中敬子(現姓池田)が獲得して以来、63年ぶり。
凄い快挙なのだ。
東京オリンピックに向けて各種目の選手層の活躍が光を放っている。
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