金沢大学病院前にかなり広い道路がある。石引通りに突き当たるまでの200mくらいだろうか。その中間部あたりに大きな銭湯があった。昭和30年代初期、私はこの通りに面した運送屋の2階で下宿していた。当時は風呂のある家庭は殆どなかった。30円持って週に3度くらい銭湯に通った。
そこの銭湯には富士山の絵があった。湯船から眺めた大きな絵は臨場感があった。
今日の朝刊に銭湯に絵を描く絵師の記事が掲載され、下宿時代を思い出したのである。
現在、銭湯の絵師は3人だという。何か月か前にテレビ特集に出ていた30代の女性もそのうちの一人である。83才だという丸山清人氏はまだ現役で活躍されている。
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丸山清人氏の絵 |
銭湯の絵は富士山が定番。と思いきや、何と立山と「かがやき」が描かれた銭湯があるのだとか。
私の実家の風呂にタイル張りの富士の絵があった。だが銭湯の絵はパノラマで迫力がある。そういえばシニアクラブで何度か行ったテルメには無かったような気がするのだが。
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