2週間ほど前に受診した「すこやか健診」の結果が送付されてきた。
血圧、血液検査数値に異常はない。心電図に軽微な異常ありだが日常生活に支障はない程度とある。75歳からペプシノゲン検査という項目が加わった。結果は陰性とあった。陽性の場合は胃粘膜の萎縮が進んでいるため胃カメラで精密検査を要すると記してあった。
70歳を超えると前立腺がん検査項目が2年おきとなる。今年は検査可能なので受診した。その結果、要精密検査と指示された。PSAの数値が4を超えているため癌の疑いがあるという。
数年前の受診で数値が高かったため精密検査を受けた。超音波検査を受け、医師がこの検査では異常かどうかは判断できないので生体検査を受診したらどうですか?と問われたので受診することにした。検査は肛門から前立腺に向けてピストルを撃つように針を刺して組織を採取する。8発も撃ち込まれこれがかなり苦痛を伴う。生体検査結果は異状なしであった。
その2年後の健やか健診でも要精密検査。泌尿器科の主治医曰く、「生体検査は前回やっているのでその必要はないでしょう。ただし、血液検査は半年ごとにした方がいいでしょう」と。この半年が今回の健診までさぼってしまった。したがって早めに精検を受けようと思う。体質的に数値が高めに出るのだろうか。
健やか健診では70歳を超えると胃の健診項目がなくなる。もう25年以上も前になるが、職場の定期健診で胃のポリープが確認された。組織検査の結果をドキドキしながら聞きに行ったことを鮮明に覚えている。「悪性のものではありません」と言われるまで、それこそ生きた心地がしていなかった。そのポリープは全くない年もあったが、十二指腸あたりにも新たにできて2つが今もある。
20年ほど前、このポリープを切除してほしいと医師に頼んだ。医師は、「取るリスクを考えると、取らないでおいておくリスクよりも大きい」と告げられ現在に至っている。
が、胃カメラから遠ざかっているので、健診とは別に診察してもらおうと思っている。
すこやか健診は満足する制度ではないが、あることはありがたいことではある。
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