数年後、「あっと驚くためごろう」？

自分には直接的に何の関わりもないのだが、そんなに遠くない場所に於いて、ある開発構想が練られているという。その場所とは、先日の勝手に現場調査した範囲内にある。

海環が向こうに見える　右端の国道8号線に接続される

広大な田んぼが写っているが、この海環と8号線に接している広大な空間を、高度な土地利用ができないか計画が練られているという。現地に立ってこのような風景を眺めていると、かつてMM21計画というとてつもない都市開発構想を現地で聞いたことを思い出した。「本当にそんなのできるのか？」と疑問に思ったものである。だが、後年、ランドマークタワーの展望室から下界を見渡したとき、広大な空間が建物群で埋め尽くされ、人と車が血液の流れのように動いていた。その時の感動が脳裏に残っているが、数年後にここに立って、同じような感動を覚えたいと期待感を持った。

海環は暫定的な措置として8号線に取り付けられるが、破線で図示されている今町までのルートが完成の形。しかし、取りあえず当分の間は工事着工はないとの見方があったが、福久町内に近日中に測量が開始されるという案内があったという。

この草地が海環ルート

10年ほど前になるが、この空き地と並行する8号線が山側に拡幅される計画があると聞いた。パチンコ店の建設計画で新入出道路が町内の生活道路に設置する計画があった。なぜ、8号線から出入り出来ないのかと質問したら、入り口が接道していないためだと答えられた。ただし、8号線の拡幅計画が実施されれば接道することになる・・・と。ならば県道になぜ接道出来ないのかと聞いたら、建物の配置計画で困難と返答があった。住民説明会で「パチンコ店出店反対」という声も出て大いに荒れた集会になったのだが、結局パチンコ店側が折れて町内市道の出入り口設置は断念すると回答があった。

8号線拡幅はいつ実現するかは全く見通し立っていない模様。やはり交通量の推移が関係するのだろう。