2025年3月31日月曜日

10年20年待てない

今朝は快晴、心も晴れやかになった。それにしても寒い。
金沢の桜は開花宣言があった。数日中には満開になるだろう。高校の入学式は数日後だが、自分の入学式の当日、小立野から泉野へ向かう通学路で見事な桜が満開だった景色が忘れられない。

西空の隅まで晴れ渡った

今朝の記事で新幹線ルートの記事が掲載された。

与党ルート検討委員会・西田昌司委員長(2016年)
「北陸と関西の移動の速達性、利用者の利便性などを総合的に勘案し、敦賀・小浜・京都・新大阪間を結ぶルートは適切であると」

当時の石川県議会は米原ルートを押していたが、政府・与党が全線開業へ小浜ルートでの早期着工を目指す方針を示したことからこのルートでの着工が決定したはずだった。
自民党石川県連・福村章会長(2016年)「敦賀で止まって20年も30年も接続できないとなると、中京圏ばかりでなく関西圏とも断絶する。だから北陸3県で精力的に働きかけをこれから始めることでみんな一致している」
と、米原ルートを促した。当然すぎる意見である。騒音、地下水問題は万策を講じても絶対防止できないのだ。早く米原に繋げ!

2025年3月30日日曜日

春闘ベア5%20年前から今までに最高額

県内のベアを連合石川がまとめたところ、平均5%となり平成10年以降で最も高いという記事に接した。
春闘と言えば昔を思い出す。メーデーの日、公園に集合して気勢を上げ、旗を立てて中心街に向かって行進したことを思い出した。この頃は総評と同盟系が全国に旗を振っていた。あれからウン十年。世の中変わったなぁ・・・と。

 
ことしの春闘について県内の労働組合でつくる「連合石川」がまとめた結果、平均の賃上げ率は5%と、今の方法で集計を始めた2005年以降で最も高くなっていることがわかったという
「定期昇給分」と「ベースアップ相当分」をあわせた賃上げ額は、平均で1万5491円と賃上げ率は5%となった。
これは去年の同じ時期を0.73ポイント上回り、今の方法で集計を始めた2005年以降で最も高くなっているという。

まだ現役の若い頃、春闘ベアの差額が年末の給与と同時に支払われたことがあった。12月の給料を上回る額を受け取ったこともあったなぁ。あの頃、威勢の良かった組合、総評、社会党、みんなどこへ行った?

2025年3月29日土曜日

スズメのさえずりが聞こえなくなった

今朝は快晴。風もなく爽やかな朝を迎えた。そして、以前とちょっと違うなぁ・・・と思ったことがある。
それは何かというと、以前はスズメのさえずりで目が覚めるほどだったが、今では全く聞こえなくなった。夕方になると、電線にずらりと並んでピーチクパーチクうるさく思うほど賑やかにさえずっていたものだが、最近はとんと聞こえなくなってしまった。


調てみると、現在日本に生息するスズメの個体数は1800万羽ほどで、1960年代に比べ10分の1ほどに激減してると環境省が発表しているという。
また、立教大理学部の研究によると、20年前との比較でも最大80%減、少なく見積もっても半減しているとの調査結果が出ており、環境省では4月より国民に呼び掛けてスズメの目撃情報を収集する予定だという。

では、いったいなぜスズメがここまで激減してしまったのだろう?
木造住宅の減少により屋根瓦や建物の隙間など、巣作りの場所が困難となった。
田畑のコンバインの普及で餌となる落ちモミが減った。
未舗装の小道や空き地が減り、植物の種などの餌が減った。

都市部での空き地や草原の減少。
減反によって水田面積が減った。

しかし単なる環境の変化と言うには不可解な面もあり、たとえば北海道では2006年に全道各地で突然スズメが姿を消したというニュースが新聞に掲載されているという。

子供の頃、パチンコという道具で小石をスズメに向けて狙ったことがあったなぁ。そんなことも思い出して、スズメの減少を心配している。

2025年3月28日金曜日

3月の史上最高気温の28.2℃!

昨日の気温は真夏並みだった。
県内はフェーン現象の影響で今シーズン初めて25度以上の夏日となり、多くの地点で3月として観測史上最も高い気温になった。


気象台によると県内は南から乾いた空気が流れ込むフェーン現象の影響で気温がぐんぐん上がり、今シーズン初めての夏日となった。
最高気温は小松市で28.4度、七尾市で28.3度、金沢市で28.2度、かほく市で28度ちょうど、輪島市で26.9度などと7月上旬から中旬並みの暑さとなった。
県内に11ある観測地点のうち10か所では3月として観測史上最も高い気温になった。

一方、27日夜からは雨が降り、その後、寒気が流れこんで気温が大きく下がった。今日28日の日中の最高気温は金沢市で14度、輪島市で13度と27日より10度以上低くなると予想されていて、寒暖差に注意が必要だ。

昨日の朝、ズボンを履こうと足を入れたとたん、尻もちをついたので立とうとしたら激痛が発生した。捻挫だろうか。階段は這って上り下りしたが、そのうち立っているだけならなんとかなったので、樹木に張り付いている虫を掻きこすっての退治作業をしたが、中々作業は困難を極めた。残りの1本は今日の予定だったが、雨のため今日は中止。この張り付いた虫だが、殺虫剤をかけても効果なしなので、やむなくへらで枝葉1本1本の先まで掻き落とさざるを得ない。明日、晴れたらやらねばならないが、1日では終わらないだろうなぁ。

2025年3月27日木曜日

いよいよ春きたる Gゴルフ始動、ウメ&アンズ満開

例年は4月からプレイ開始となるGゴルフだが、先だっての食事会で例会の日(毎週水)が晴れたら今月から始めると決まったものの、先週は雨。そして昨日、黄砂ながら天候は晴れとなったのでプレイが開始された。8時40分ごろ会場に行ったところ、既に全コースが設定されており、一人だけ練習中だった。その人がセッテングされたので感謝である。全員揃ったので組み合わせメンバーのくじ引きとなり、9人が2組に分かれてプレイを開始した。

グラウンドは整備された状態となっていた
グラウンドはドングリの実が落ちており、打球が思わぬ方向に変化するときもあったが、楽しい時間ではあった。昨日は久しぶりにホールインワンがあった。

グラウンドゴルフが終わって家に入る前にウメとアンズの開花状況を確認した。
何とウメが久しぶりに花が沢山咲いた。

手前がウメ、向こうがアンズ
2,3年前からウメがあまり花を付けなくなったので、今年もあまり期待していなかったが、どうしてどうして見事に満開。実も沢山成るといいんだが。

ウメよりアンズのほうが色がいい

アンズの実は6月中旬頃が収穫時期。何だかわくわくしてきた。

2025年3月26日水曜日

やっとおらんとこの神輿が救出された

土砂災害で半年以上が経過したが、ようやく神輿が救出されたという。
救出された神輿は海士町。

輪島市海士町の奥津比咩神社の神輿が25日、昨年9月の奥能登豪雨の土砂から「救出」された。神輿は8月に営まれる祭りの「海中渡御」で担がれる漁師町の象徴。関係者は「本当によかった」と安堵の表情を浮かべた。

担ぎ棒がめためたになったようだ

住民によると、神輿は神社隣の建物で保管されていたが、豪雨で土砂崩れが発生し近づけなくなった。解体業者の協力を得て搬出を進めていた。25日は住民が集まり、保管していた建物から飾りなども運び出し、神輿を安置した海士町自治会館に保管した。
氏子総代長の遠島藤彦さんは「今年の祭りをどうするかは未定だが、大事な神輿を出すことができほっとした」と話した。

キリコも神輿も祭りには欠かせない。被災して半年後の宇出津で祭りをどうするか協議した。結果は「やらんかいや」に決した。結果、元気が出て町に活気が戻ったという。
海士町の皆さんも「やるまいか」と決せられることを期待したい。

2025年3月25日火曜日

アンズの花が今日満開か

昨日は少し雨がぱらついた1日だった。11時、予約していたタイヤ交換のためスタンドへ。30分くらいで作業終了。料金は2000円。この金額は20年前と変わっていないくらい安かった。午後は玄関付近の樹木についた虫の駆除。殺虫剤は使わずへらでこすり落とす。今日も2本目に取り掛かる予定。

今日あたり満開か(昨日撮影)

これだけ花が咲けば今年は豊作が期待できそうだ。去年はどうしたわけか殆ど収穫がなかった。町内のアンズフアンにおすそ分けできそう。それにしてもどうしたことか、ウメの花が殆ど咲かなくなってしまった。

ヒメコブシは2,3日後に開花か

アンズの枝がよその土地にはみ出ているので剪定もしなければならない。春になると結構忙しくなるなぁ。

2025年3月24日月曜日

津幡が沸いた

優勝決定戦で高安を破った瞬間、大の里の地元が沸いた。
津幡町では23日、町役場内のパブリックビューイング(PV)に約300人が集まり、大きな歓声を上げた。角界の頂点へ向けて優勝を重ねる関取に「地元の誇り」「次は横綱に」と称賛や期待の声が相次いだ。

津幡町役場300人総立ちで「大の里万歳」

PV会場の町民らは、まわしと同じ青色に「がんばれ!!大の里」と書かれたプラカードや、大の里の顔がプリントされた手製のうちわなどを掲げた。白熱した優勝決定戦の末、3度目の賜杯獲得が決まると、町民らの喜びは爆発。立ち上がって両腕を突き上げる人もいた。

綱取りへの期待が高まる大の里。来月7日に津幡町で行われる巡業では、故郷に錦を飾ることになっている。津幡で巡業という企画に花が咲いた。全くいいタイミング!大の里もうれしいだろうなぁ。

2025年3月23日日曜日

チャンス到来 大の里 大関昇進後初の優勝目指し千秋楽へ

あれっ、高安が美ノ海に負けたぞ。大の里にチャンスが再浮上したではないか!是非、チャンスをものにしてもらいたいものだ。

大の里が大関昇進後初優勝に近づいた。高安が痛い星を落とす中、大栄翔に激しく当たり、圧力を緩めず押し出してトップに並んだ。前日に王鵬に屈した際は「来場所につなげる成績を残したい。あと2日頑張る」と自身を責めるように言い、優勝の可能性を指摘されても「いやいや、ないです。来場所に向けて頑張るだけ」と語っていたという。 

大1で学生横綱だったとは!

大栄翔に攻めの手緩めず楽勝の大の里

この日も「(前日は)良くない相撲を取ったので、切り替えて来場所に向けてしっかり成績を残していく」と言及。高安に並んだことにも「何も気にしていない。(王鵬戦で)負けた分スッキリしたので、切り替えて頑張ります」と賜杯への関心のなさを口にした。  師匠の二所ノ関親方は「いい立ち合いだったと思います」と評価。現役時代は弟弟子として共闘した高安、弟子の大の里との優勝争いには「それは自然と決まること」と語った。  大の里が賜杯への意識を見せない中、29年ぶりに5人による優勝決定戦の可能性が浮上。当時は横綱、3大関、関脇の陣容。今回は平幕4人に対する大関として、番付の重みを見せたいところだ。

2025年3月22日土曜日

水害から半年経過したが

あれから早や半年経った。
二度の災害に見舞われた住民たちは、先行きへの不安を抱えながらも、復旧・復興への険しい道のりを少しずつ歩んでいるという。
昨年の9月21日、地震からの復旧途上にあった被災地を今度は記録的豪雨が襲った。
川の氾濫や土砂崩れなどが相次ぎ16人が死亡し、建物への被害は1700棟あまりに上った。


牛田和希キャスター「半年前、大規模な氾濫が起きた塚田川です。このあたりの住宅はほとんどひと気がなく、豪雨の爪痕が残ったままです」
塚田川の氾濫で4人の命が失われた輪島市久手川町では、いまだ爪痕が残る集落に人の姿はほとんどなく、あたりには復旧作業用の重機の音だけが響く。

久手川町に居住していた蛯田さん
この場所に30年以上暮らしてきた蛯田寿喜さん
「寂しいですよ。こんな寂しいものかって。久手川町だけでも100人くらいいたけど、今は4世帯くらいしかいない。不安感がなくなるから、コミュニティの活動があった方が前に進めますよね」と。

地震と水害のダブルパンチで家を失った人は数多くある。何とか行政と第三者の支援で立ち直って貰いたいと願っている。

2025年3月21日金曜日

町内同好会の懇親会

4日前の話になるが、今週月曜日に町内グラウンドゴルフ懇親会(昼食会)が開かれた。11月から休会となっているグラウンドゴルフだが、久しぶりに会員相互が顔を合わせた。参加者は男6女6の12名だった。会費1200円でコーヒー付きの定食。今時、こんな値段で昼食できる場所はなくなった。

会員は15名前後なのだが、今年に入って70代の会員がポックリ亡くなられた。2年前から入会されプレーされていたのに残念である。

桜満開の去年の模様

会食中に幹事役の人が、「今週水曜日からやろう」という話をされたが、あいにくの雨で取りやめとなった。来週水曜日の天気予報は曇り。ひょっとしたら今年の事始めとなるだろう。この競技はハードではないので、高齢者でも十分楽しめる。高齢者のまとめ役となる人がおられるので助かる。今年も元気でプレーしよう。

2025年3月20日木曜日

絶景地なのに知名度がなぜ上がらない

能登半島地震で観光名所が消えてしまった場所がある。真っ先に挙げられるのが曽々木の窓岩である。ここは完璧なくらいに破壊されてしまった。復元は絶対不可能といってもいいだろう。しかし、風光明媚な場所だがイマイチその場所に観光客が足を運ばない公園がある。

場所は能登町宇出津の遠島山公園である。ここは自分のお気に入りの場所である。なにせ広大な公園なのだ。うっそうと茂る松林、海岸に接する遊歩道からの眺めは正に絶景。

ここからの絶景はお奨めの場所
明日は雨という日には正面に見事な立山連峰が眺められる

隠れた絶景もあるのだ

職場の連中もここに案内したことがあった

金沢に住んでおられる方、この隠れた名所へ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

2025年3月19日水曜日

もうすぐ春のきざし

昨日は予報を裏切って1日中の晴天だった。
午前中は毎月1回の医科大病院へ行った。いつも走っている河北潟沿いの道はまだ通行止めのまま。被害発生から今まで一切手が付けられていない。松陵高校のがけ崩れも手付かずだからしょうがないか。

それでも10時過ぎには帰宅できた。昼飯を済ませてからウォーキングに出かけた。何とすがすがしいことか。途中、広大な店舗空き地の整地状況を確認した。

整地の仕上げ作業中だったが、やがて終わることだろう

聞くところによると、ここには物流基地が設置されるようだ。国道に接して、このような広大な土地は稀である。物流基地を短期間にここで開発することを考えた人は「凄い人」と言えるだろう。しかし、ここに至るまでは色んな人たちの思惑を乗り越えてようやくまとまったプランなのだろう。

ウォーキングを終えて、わが家の梅とあんずの様子を確認した。梅はまだまだつぼみが固いようだったが、アンズはもうすぐ開花の段階だった。

随分ふくらんでいた

春はそこまで来ていた。昨日は季節の移ろいを感じることができた。今日は一転して雨が降り続くという。しゃーないな。

2025年3月18日火曜日

3連敗中の阿炎に勝った!

昨日の大の里は、3連敗中の阿炎と対戦し、大の里らしい勝利を収めた。
思わず、「よっしゃ!」と声を上げた。それに遠藤も玉鷲に勝った。玉鷲を投げ飛ばしたのはいいのだが、そのあとへたり込んだ。大変だけど遠藤がんばれと声援を続けたい。

難敵阿炎との取り組み さぁ、どうする

3連敗中の大の里 もうちょっとだ!押せ押せ!

勝利の瞬間 いいねぇ

大相撲春場所9日目の17日、大関大の里は小結阿炎を寄り切って勝ち越しを決めた。昨年秋場所から3連敗中の難敵も「相手がよく見えていた」と冷静に攻略して1敗を堅守。10日目は首位で並ぶ高安との直接対決が組まれ、優勝争いを占う大一番に臨む。

大の里が大関の貫禄を見せた。立ち合いから強烈な左の張り手をくらったが、意に介さず前へ。右を差して、左に回り込む阿炎にしっかり対応して攻め勝ち、「落ち着いて動けた」とうなずいた。土俵下の九重審判長(元大関千代大海)は張り手に動じなかった大の里を評価し「成長を感じる場面だった」と語った。
首位で並ぶ高安は、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の弟弟子。大の里にとってはデビュー前から稽古で胸を借りてきた兄貴分で、土俵での「恩返し」を狙う。

今日もわくわくしながら相撲を楽しもうっと。

2025年3月17日月曜日

東金沢駅貨物ヤードの構想はとてつもなく壮大だった

 アルバムを見ていたら東金沢駅貨物ヤードに「おいらん列車」が写っていた。おいらん列車とは馴染みがないと思うが、建設された新線の営業開始の前に、列車運転に支障する障害物の有無の確認をする列車である。

おいらんのかんざし状の装置があるのでおいらん列車という

この列車は、金沢貨物ヤードから森本間に貨物通路線が完成したので、このおいらん列車を運行した。

東金沢貨物ヤード

貨物ヤードが完成したのは平成時代の初期だったが、当初計画案から随分縮小されて完成した。スーパーセンターむさしもヤード計画に入っていた。それが、高速道路網が完成し、貨物はトラックに移転したので、全国至るところの貨物ヤードは縮小され、あるいは廃止された。東京芝の貨物ヤードは廃止され今では高層ビル群の景観に変わった。

そういえば、ヤードの海側端部に連なっているアパの建物群は、当初、ヤードの一部となる予定地だった。 

2025年3月16日日曜日

北陸線+北陸自動車道+新幹線の物語

ウォーキングのルートに、自分が業務上に関わった場所が何か所かある。その一つに、法光寺地内に存在する北陸線と北陸道、さらに新幹線が同じ個所に交わっている場所が、写真の位置である。

北陸線と高速と新幹線が交差する場所
ここはウォーキングでよく見る風景

この写真では高速道は北陸線の2線と立体交差しているが、実は、この高速の下には北陸線と貨物通路線の4本の線路があった。

昭和60年2月撮影
まだ新幹線はなく、貨物通路上下線と北陸線上下線がある

金沢市役所の担当課長と金沢・森本間貨物線の試乗をした

昭和60年から東金沢駅の海側に貨物ヤードが建設され、東金沢駅も海側に移転して金沢貨物ヤードの建設が終了した。そして、金沢駅付近連続立体交差化とする高架化工事が本格化した。高架化が完成したのは国鉄分割民営化の後だった。

写真を写したのは今から40年前になった。時の流れが年々早くなっているように思える。

2025年3月15日土曜日

輪島の夜空に鎮魂の花が咲き乱れた

季節外れの花火は「亡くなられた方への鎮魂の思いを込めて打ち上げます」とアナウンス
昨夜、輪島の夜空に花火が打ち上げられた

          能登半島の復興を願って打ち上げられた花火=輪島市マリンタウン

輪島市マリンタウン周辺で14日、能登半島復興祈願花火が行われた。
地震や豪雨の被災地を勇気づけようと企画。夜空に咲いた赤、黄、青色の大輪に、集まった住民から歓声が上がった。

輪島商工会議所青年部、輪島青年会議所とテレビ金沢でつくる実行委員会が主催した。花火は午後7時に尺玉でスタート。4、5号玉などが次々と打ち上げられ、スターマインも披露された。フィナーレでは、輪島中生徒会と人気グループ「IMP.」のメンバーが全国から寄せられたメッセージを貼り付けた10号玉や2尺玉が月夜に輝いた。

「亡くなられた方への鎮魂の思いを込めて打ち上げます」と会場アナウンスがあり、来場者が空を見上げ、犠牲者の冥福を祈った。

地上にはキリコ会館やグラウンドがあった場所に建てられた避難所の建物がずらりと並んでいた。きっと入居されている皆さんが豪快な花火の打ち上げを楽しまれたことだろう。
被災者の心を癒す花火だったに違いない。


2025年3月14日金曜日

市議会で麦田徹氏が下水道復旧について質問

吾らが校下出身の麦田市議が下水道復旧について質問したという。今朝の北國新聞(デジタル版)でその模様が掲載された。


〈金沢市議会 質問・答弁の要旨〉下水道復旧問題あるか 麦田徹氏(自民)
麦田徹氏(自民) 能登半島地震で被災した下水道管の復旧工事に問題点はあるか。

松田公営企業管理者 水道やガスの移設工事が先行し、下水道の本管工事には至っていない。現時点で事業者から指摘はないが、問題が発生すれば、双方で知恵を出し合って解決したい。

麦田氏 今年度に初めて除雪車両にGPSが導入された。業務の効率化はできたのか。
村山市長 委託業者の650台にGPSを搭載した。リアルタイムに状況を把握でき、市民の問い合わせに対する迅速な対応や作業指示を行うことができた。

市議会の質疑応答の記事はあまり目にしたことはないが、今回は大きく取り上げられた。ますますのご活躍を期待したい。

吾が町内の盆踊り大会のご挨拶

麦田市議は当町内の盆踊り大会には必ず参加されご挨拶されている。これからも頑張ってください。

2025年3月13日木曜日

金沢駅もてなしドームの精巧な模型完成

金沢駅のシンボルとなっている「もてなしドーム」の精巧な模型が完成したという。
製作は金沢市立工業高校建築科の3年生。
“世界で最も美しい”精巧さと自負。
100分の1もてなしドーム模型「寸法通り…達成感」15日から展示されるという。

金沢駅東広場のもてなしドームの再現模型を制作した生徒ら=金沢市立工業高で

金沢市立工業高校建築科の3年生たちが、金沢駅東広場の「もてなしドーム」の精巧な100分の1模型を完成させた。「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれたこともある金沢駅の格天井の屋根や鼓門、バス停などの構造を細部にこだわって再現した。15日から、金沢駅東もてなしドーム地下広場に展示される。

模型は本物と遜色なし

建築科の模型班7人が昨年4月から課題研究として制作を始めた。市や施工会社の協力を得て、受け取った設計図面は10冊以上。昨年の3年生が制作した内灘駅を上回るような規模と複雑さで、メンバーは「途方もないな」と思いながら放課後や休日も使って没頭したという。
完成した模型は幅115センチ、奥行き130センチ

製作した生徒の皆さんに拍手、長い間ご苦労様でした。

2025年3月12日水曜日

広大なパチンコ店跡地の土地利用はどうなるのだろう

町内に隣接した場所にある閉店して5年前後になったパチンコ店の土地が更地化された。対面に金沢イオンが位置している。面積は5000㎡以上かも知れない。8号線に隣接しており、どういう計画があるのか気になっている。

2カ月前の状態

ほぼ更地化された
この界隈はパチンコ銀座なのだが、この店舗だけが閉店した。更地化された土地はたぶん借地と想定される。この土地かどうかは定かではないが、近くの住民が年間3千万円の土地代が入ってこないという話を聞いたことがある。このあたりの土地は8号線ができる前までは殆ど田地だったという。今後、どのような土地利用となるのか注目したい。

先だって北陵高校の地震の影響を見学しに行ったが、立ち入り禁止のため写真も取れなかった。それが、このパチンコ店の跡地の写真を撮った後、遠方から北陵高校の現状を撮ることができた。

校舎の直前まで崩落した場所はまだ手付かず状態だった
それにしてもやがて1年と2カ月経過したにも関わらず、修復工事は手付かずの状態に驚いた。輪島、飯田、町野、門前等々にしても、力強い復旧が遅々として進まない現状にがっかりだ。特に水害の状況が痛ましい。

2025年3月11日火曜日

開業式典した広島駅で50周年記念式典が行われた

昨日10日は新幹線新大阪~博多間が開業して50周年記念日だった。
昭和44年から昭和50年の約6年間、広島~岩国間の建設に従事した者としてとても感慨深い。
あれから50年、今日までの年月の経過は実に早かった。当時32歳、人生これからという時代だった。

広島駅で50周年記念式典
JR西日本の山陽新幹線(新大阪―博多間)が全線開業して50周年を迎えた10日、JR博多駅(福岡市)など沿線5駅では節目を記念する出発式が行われた。博多駅で同日朝、東京行きの「のぞみ」を送り出した吉井彰浩駅長は「これからもよろしくという気持ち」と語った。

昭和50年3月10日広島駅での開業式典
この式典には左手後方の集団で参加していた
開業前には工事関係者による広島~博多間の試乗が行われた。

試乗して到着した博多駅で
山陽新幹線は新大阪―岡山間の先行開業を経て1975年3月10日に全線開業。在来線で7時間以上かかっていた新大阪―博多間は現在2時間21分まで短縮、利用者は延べ約30億人に達する。

50年という年月はあっという間に過ぎ去った。

2025年3月10日月曜日

27年前の昨日は砕氷船に乗って感動した日

あれから27年も経過したとは、何と月日の経過が早いことかとため息をついた。昨日、ネットでニュースを見ていた時に、網走の流氷が記事になっていた。その記事を見て、当時55歳で年度末に27年間務めた職場を退職することになっていたそんなとき、特別出張を命ぜられて北海道に行った。前日、小牧から女満別空港に到着し、網走刑務所等を見学、翌日、網走港から砕氷船オーロラ号に乗船した。

網走港からオーロラ号に乗船した
当日(3月9日)は流氷が網走沿岸まで着岸しており、南氷洋の砕氷船をイメージして海原が流氷に覆われた景色を堪能した。

流氷は知床半島まで着岸していた

砕氷船は豪快に氷を砕きながら前進した

3月でもこんな景色が堪能できた

日本国内でこんな経験ができることにとても感動したことが忘れられない。この流氷見学は31日まで継続するという。そういえば、翌日の朝、ホテルから網走駅まで歩いたときにー13度だった。

2025年3月9日日曜日

陸より海は維持管理費が高いだろうと思うが

いままで無かった景色に、山々の頂上付近に発電用の風車が目立つようになった。
最近では、洋上に設置される風車があるという。
復興への起爆剤として、輪島市の沖合いへの誘致が検討されていた洋上風力発電について、検討協議会の臨時総会が開かれ、事業誘致を進めることが決まった。


想定しているのは「浮体式」と呼ばれる海に浮かべた約50基の風車での発電である。
笹原丈光 県漁協輪島支所運営委員長(洋上風力発電事業誘致検討協議会副会長)
「震災前は漁師からは反対という話も耳に入りましたけど、震災後は一切入ってきません。風力発電に期待するのは輪島の復興と発展。誘致すれば、作業員だけで2000人とか3000人とかが入ってくる。輪島も潤うと思う。」


坂口茂 輪島市長(洋上風力発電事業誘致検討協議会会長)「地場産業も大切ですけど、それにプラスして新たな産業誘致を、と経済団体が中心となって進めたいと洋上風力が上がってきました。今後は私が先頭に立って洋上風力発電を進めていきたい。」


今後、検討協議会は、事業促進協議会と名称を変更し、海の生態系への影響や風の強さなどを調査して事業誘致を進める。

2025年3月8日土曜日

地震水害のダブル災害を乗り越え千枚田で耕作開始!

地震と水害の二重災害を乗り越え、「白米の千枚田」 秋の収穫へ農作業が始まったという。
能登復旧の先駆けとして、心強い話題である。

先ず復旧作業から開始

「白米の千枚田」で、ことしの秋の収穫に向けた農作業が7日から始まった。
日本海に望む斜面に広がる「白米の千枚田」は、地震でおよそ8割の棚田に亀裂が入るなど被害が出たため修復が行われたが、去年の秋の稲刈りの直後に豪雨で棚田が崩れるなど再び被害を受けた。
棚田の維持や管理を行う地元の住民でつくる団体は復旧作業を進めたうえで、ことしの秋の収穫を目指すことになり、7日から農作業を始めた。

愛耕会々長さんの意気込みに拍手
棚田に入る水の量を調節する「水戸」と呼ばれる部分が豪雨で崩れるなどしたため、7日は5人のメンバーが土のうを置いたり、土手の部分にあたる「あぜ」を掘り起こして新たに「水戸」をつくったりした。
今後も復旧作業を進めたうえで、去年と同じ120枚の棚田でことし5月ごろに田植えを行うことにしている。
「白米千枚田愛耕会」の白尾友一会長は「ことしも多くの棚田で米作りができるようにみんなで頑張りたいです」と話していた。

道の駅に泊まり込みして耕作していた人のニュースも聞いたことがあったが、その人も同じメンバーなのだろうか。

2025年3月7日金曜日

愛知万博から2回目の万博がもうすぐ

日本3回目の万博が迫ってきた。この万博見学のための旅行会社の募集には申し込みを終えた。日本最初の万博は昭和45年に大阪で開催された。当時、広島に居住していて、大阪万博の入場券を購入していた。ところが、女房の体調が優れずやむなく行くことを断念した。その時の入場券は現在も大切に保存されている。
20年前に開催された愛知万博には行った。率直な感想として、やたら込み合っていて、入館するには長時間待たなければならなかったため、空いているところしか入らなかった。

愛知万博
間もなく開催される大阪万博会場で石川の祭りや食をPRするイベントの内容が明らかになったという。
5日の県議会一般質問。大阪・関西万博で行われる県のイベントについて問われた馳知事は次のように述べた。

 
馳知事:「能登の祭りをはじめ、県内各地の団体が一堂に会し展示や実演を行うほかキリコ担ぎなどの体験イベントも実施します」
石川の祭りをPRするイベントが行われるのは8月27日。能登町のあばれ祭りや珠洲市の飯田燈籠山祭りなど県内のおよそ20団体が参加するという。また、金沢市出身でパリオリンピックブレイキン日本代表のHIRO10(ひろてん)こと大能寛飛選手が県内の子どもたちとパフォーマンスを披露することも明らかになった。さらに…

馳知事:「食文化については能登・加賀のトップシェフのコラボによる加賀料理を基本とした万博限定のランチやディナーを輪島塗や九谷焼の器で提供いたします」
また、会場では能登の復旧・復興の歩みを映像やパネルで発信するという。

馳知事:「厳しい状況の中、事業者が前を向いて取り組んでいる姿を広く発信し応援消費の拡大にもつなげていきたいと思います」
国の内外からおよそ2800万人の来場者が見込まれる大阪・関西万博は来月13日から10月13日まで開かれる。だが、前評判は著しく良くないなぁ。