2021年4月18日日曜日

天空の城は金華山山頂の岐阜城こそだ

天空の城といえば竹田城が最も有名である。かつてここへ訪れたことがあるが、霧の上に聳える城郭跡の石垣群が人気を博しており、観光名所として観光客も多い。確かに山の頂上部に天守閣や城門等の石垣が見事ではある。

しかしである。独身時代や結婚後も40代中ごろまで岐阜市に住んでいたのだが、そこには岐阜城が再建されているので何度も山を登った。天守閣の最上階から眺める景色は実に雄大、濃尾平野が一望でき、大垣、垂井が手に取るように眺められる。あまり宣伝していないから天空の城とは誰も呼ばないが、竹田城の比ではないのである。

グーグルアースで見てみた
この写真の金華山山頂に岐阜城が認められる。東方には濃尾平野が広がり、名古屋駅周辺の高層ビル群が見える。南方に目を転ずれば鈴鹿山脈まで、西方は平野から山間部が広がる。

天守閣から望む岐阜市街の夜景

一宮、名古屋の果てまで眺めることができる

望遠で捉えた駅ビル群

長良川と鈴鹿山脈に夕日が落ちる

観光案内引用
岐阜城は現在築城されている城郭のうちでは、有数の高さ(標高329メートル)にあり、最上階からは、眼下に鵜飼で有名な清流長良川が市内を貫流し、東には恵那山、木曽御岳山が雄大な姿を見せ、北には乗鞍、日本アルプスが連なっている。また西には伊吹、養老、鈴鹿の山系が連なり、南には濃尾の大平野が豊かに開け、木曽の流れが悠然と伊勢湾に注いでいるさまを一望におさめることができる。

信長も天守閣から濃尾平野を一望し、天下を取った気分を高揚させて、全国に天下布武する夢を膨らませたのに違いないだろう。

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