それは台風は西からやってきて北東に進むという常識と全く違った天気図なのだ。
それが今朝になって東京湾ではなく伊勢地方に上陸し韓国方向に進路をとる予報図に変更された。
明日開催されるという隅田川の花火大会、昨日は開催見送りの見込みであったが、コースがズレたので雨の心配も薄れたのではないだろうか。
家族が金沢直撃とする天気図を見て、「また白山が守ってくれるだろうね」と楽観視していた。「金沢は災害がないからいいね」という声がまた聞こえてきそうである。
だが、いつ何時起きるかわからない地震の心配だけは常に頭に残しておくべきである。
森本・富樫活断層帯は当団地の南側約400m、千坂校下内はほぼ北陸本線に並行している。この活断層を調査した写真があった。
約1mの段差が発見された |
当団地付近は極めて緩い軟弱の地層であるため、震度6強の地震が発生した場合、基礎が沈下し家屋倒壊の被害が発生すると想定できる。
それと同時に道路は液状化し噴泥が発生する。
昭和39年6月新潟地震で液状化によるアパート倒壊 |
液状化した生活道路 |
液状化でマンホールが飛び出る |
マンホールの液状化対策は2,3年前に旧8号線沿線は対策済みである。
しかし生活道路のマンホールまでは手が回らないだろう。
起震車で体験した人も多い |
車の燃料計が半分になったら満タンに、飲料水は大丈夫?避難袋はすぐ取り出せる?
土砂災害、洪水の被害はこの辺では心配ないだろうが、地震は今日発生するかもしれないのである。
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