ネットの検索機能は瞬時に各種文書や写真が画面に現れる。自分がブログに使用した写真などもずらりと表示される。調べものがある場合、こんな便利なものはない。書棚にブリタニカが鎮座しているのだが、今では無用の長物と化した。どう処分すればいいか悩んでいるところである。
先日、調べものをしていて穴水駅の写真を見つけた。
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繋がっていた2つの路線は今はない |
左側が輪島、右に蛸島各方面の線路があった。調べてみると輪島方面の線路廃止が蛸島方面のそれより4年も早かったので驚いた。もうそんなに経ったのだ。
輪島駅の姿がどんなだったのか思い出せないので検索してみた。
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印象が薄い駅舎ではある |
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貴重な輪島駅構内の写真もあった |
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ここへは数回行った駅舎跡地のふらっと訪夢 |
輪島の観光客は廃止時点と今ではどう変化したのだろうか。新幹線が開通して輪島の観光客が増えたと聞いたのだが、本当に鉄道は持ちこたえることはできなかったのだろうか。
地元の存続に対する熱意がいまいち足りなかった気がするのである。
小生は2年半ほど宇出津から上戸までの能登線建設に従事した。廃止予定と聞いて平成16年に乗り納めをしに行くと云ったら、女房や同級生夫婦2組も付き合ってくれた。
今では忘れ得ぬ大切な思い出である。
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この駅も今はなくなった |
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この列車に乗って最前部の窓にへばりついて写真を撮った |
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道路と海との間に建設事務所があった |
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間もなく松波駅到着 |
土木屋の仕事は地図に残るのが普通だが、能登線は地図から消えて13年余が経った。
能登線はなくなったが歯がゆい気持ちはなくならない。
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