2025年3月9日日曜日

陸より海は維持管理費が高いだろうと思うが

いままで無かった景色に、山々の頂上付近に発電用の風車が目立つようになった。
最近では、洋上に設置される風車があるという。
復興への起爆剤として、輪島市の沖合いへの誘致が検討されていた洋上風力発電について、検討協議会の臨時総会が開かれ、事業誘致を進めることが決まった。


想定しているのは「浮体式」と呼ばれる海に浮かべた約50基の風車での発電である。
笹原丈光 県漁協輪島支所運営委員長(洋上風力発電事業誘致検討協議会副会長)
「震災前は漁師からは反対という話も耳に入りましたけど、震災後は一切入ってきません。風力発電に期待するのは輪島の復興と発展。誘致すれば、作業員だけで2000人とか3000人とかが入ってくる。輪島も潤うと思う。」


坂口茂 輪島市長(洋上風力発電事業誘致検討協議会会長)「地場産業も大切ですけど、それにプラスして新たな産業誘致を、と経済団体が中心となって進めたいと洋上風力が上がってきました。今後は私が先頭に立って洋上風力発電を進めていきたい。」


今後、検討協議会は、事業促進協議会と名称を変更し、海の生態系への影響や風の強さなどを調査して事業誘致を進める。

2025年3月8日土曜日

地震水害のダブル災害を乗り越え千枚田で耕作開始!

地震と水害の二重災害を乗り越え、「白米の千枚田」 秋の収穫へ農作業が始まったという。
能登復旧の先駆けとして、心強い話題である。

先ず復旧作業から開始

「白米の千枚田」で、ことしの秋の収穫に向けた農作業が7日から始まった。
日本海に望む斜面に広がる「白米の千枚田」は、地震でおよそ8割の棚田に亀裂が入るなど被害が出たため修復が行われたが、去年の秋の稲刈りの直後に豪雨で棚田が崩れるなど再び被害を受けた。
棚田の維持や管理を行う地元の住民でつくる団体は復旧作業を進めたうえで、ことしの秋の収穫を目指すことになり、7日から農作業を始めた。

愛耕会々長さんの意気込みに拍手
棚田に入る水の量を調節する「水戸」と呼ばれる部分が豪雨で崩れるなどしたため、7日は5人のメンバーが土のうを置いたり、土手の部分にあたる「あぜ」を掘り起こして新たに「水戸」をつくったりした。
今後も復旧作業を進めたうえで、去年と同じ120枚の棚田でことし5月ごろに田植えを行うことにしている。
「白米千枚田愛耕会」の白尾友一会長は「ことしも多くの棚田で米作りができるようにみんなで頑張りたいです」と話していた。

道の駅に泊まり込みして耕作していた人のニュースも聞いたことがあったが、その人も同じメンバーなのだろうか。

2025年3月7日金曜日

愛知万博から2回目の万博がもうすぐ

日本3回目の万博が迫ってきた。この万博見学のための旅行会社の募集には申し込みを終えた。日本最初の万博は昭和45年に大阪で開催された。当時、広島に居住していて、大阪万博の入場券を購入していた。ところが、女房の体調が優れずやむなく行くことを断念した。その時の入場券は現在も大切に保存されている。
20年前に開催された愛知万博には行った。率直な感想として、やたら込み合っていて、入館するには長時間待たなければならなかったため、空いているところしか入らなかった。

愛知万博
間もなく開催される大阪万博会場で石川の祭りや食をPRするイベントの内容が明らかになったという。
5日の県議会一般質問。大阪・関西万博で行われる県のイベントについて問われた馳知事は次のように述べた。

 
馳知事:「能登の祭りをはじめ、県内各地の団体が一堂に会し展示や実演を行うほかキリコ担ぎなどの体験イベントも実施します」
石川の祭りをPRするイベントが行われるのは8月27日。能登町のあばれ祭りや珠洲市の飯田燈籠山祭りなど県内のおよそ20団体が参加するという。また、金沢市出身でパリオリンピックブレイキン日本代表のHIRO10(ひろてん)こと大能寛飛選手が県内の子どもたちとパフォーマンスを披露することも明らかになった。さらに…

馳知事:「食文化については能登・加賀のトップシェフのコラボによる加賀料理を基本とした万博限定のランチやディナーを輪島塗や九谷焼の器で提供いたします」
また、会場では能登の復旧・復興の歩みを映像やパネルで発信するという。

馳知事:「厳しい状況の中、事業者が前を向いて取り組んでいる姿を広く発信し応援消費の拡大にもつなげていきたいと思います」
国の内外からおよそ2800万人の来場者が見込まれる大阪・関西万博は来月13日から10月13日まで開かれる。だが、前評判は著しく良くないなぁ。

2025年3月6日木曜日

県内でコロナ雇用助成金の不正受給が14億円余も

コロナの雇用助成金を不正に申請した県内の企業が19件も発生し、総額が14億円を超えたという。ある温泉旅館が確か1億円を超えたという記事も見たことがあった。実にけしからん行為である。コロナ禍で確かに客足が途絶えて利益が上がらないという話はよく聞いたが、不正請求の話も結構聞いた。

「従業員を雇用し休業した」とうその書類を作成 焼肉店展開の飲食業者がコロナ雇用助成金約2500万円を不正受給 業者は“分割”で返還へ
石川県内で焼肉店を展開する野々市市の飲食業者が、新型コロナの緊急雇用安定助成金2500万円余りを不正に受給していたことが分かった。

石川労働局によると、野々市市御経塚の飲食業者「M&A」は、実際には従業員を雇用していないにもかかわらず、雇用し休業したといううその書類を作成し、新型コロナで休業を余儀なくされた事業者に支払われる緊急雇用安定助成金を不正に受給していた。
不正受給は、2020年4月から2022年4月の2年間で2500万円余りに上る。
ハローワーク白山の職員が申請書類を不審に思い、報告を受けた石川労働局が調査を行い判明した。
石川労働局によると、雇用安定に関わる助成金の不正受給は、新型コロナの特例以降1月までに29件発生し、14億1696万円あまりに上るという。窮状は理解できるが不正請求はもってのほかである。

2025年3月5日水曜日

あせった野焼きを思い出した

大船渡市の大規模山林火災は7日目を迎えた。
山林2600hrが焼け、家屋も80棟以上となっている。これまでズーッと雨が降らず延焼も早かった。自宅が燃えていても近づくことは不可。心境は如何ほどだろう。そんな中、今日は雨模様になって住民はほっとしているという。

まだまだ火力の衰えはない
これまで、焼失面積は2600ヘクタールに拡大。住宅地にも火の手が迫り、約4500人に避難指示が出される事態となっている。約2100人体制での懸命な消火活動が続く中、今後の雨の予報に地域住民は期待を寄せている。
この山林火災は、3月5日で発生から8日目となり、今も勢いを増している。市によると、4日午前6時時点での焼失面積は前日から500ヘクタールほど広がって約2600ヘクタールに達し、住宅地にも火の手が迫っている。焼失面積は平成以降“国内最大”規模となっている。

この火事の原因は野焼きだという。昔の話だが、母と一緒に畑の草を焼いていたことがあった。ところが、風で火力が大きくなり、あわてて足で踏みにじって消火したのだが、消したと思った場所から次々と火の手が上がり、それが山際に迫っていった。火はどうにか収まったが、非常にあせったことが今も忘れることがない。野焼きは無風状態でなければ絶対やったらいけないのだ。

2025年3月4日火曜日

潮汲み場は遠くなったけど・・・

すず塩田村が営業再開にこぎつけたという。
この塩田には町内の老人会で行ったことがあった。ここで買った塩はうなるほど旨かった。

9年前の6月塩田村見学

能登半島地震でこの塩田が傾く…『道の駅すず塩田村』1年2カ月ぶりに再開 豪雨の影響で止まった水道が復旧

1年2カ月ぶりの再開だという。地震や豪雨の被害にあった、「道の駅すず塩田村」が、営業を再開、復興への第一歩を踏み出した。

能登半島地震の発生から1年と2カ月。3日、地震後初めて営業を再開したのは、「道の駅すず塩田村」。元日の地震で敷地にひびが入ったり、塩田が傾くなどした塩田村。4月には塩作りを再開し、例年の5分の1ほどの塩を作ることはできた。しかし…9月に奥能登豪雨が発生。塩田村周辺はあちらこちらで土砂崩れが起き、塩田には土砂が流れ込むなどして塩作りも中止となった。

2月下旬、ようやく水道が復旧、3日の営業再開となった。
売店や資料館再開のめどはたっていないが、塩田村では、4月からの塩作り再開を目指し準備を進めると言う。

この塩田村から輪島方数軒の位置に昔から塩田(角花塩田)がある。その塩田の再開はどうなったのか心配である。ここは娘たちが泳ぎを覚えた場所でもある。

2025年3月3日月曜日

カモの群れが楽しそうに泳ぐ風景

先日は2日間も快晴の日が続いた。初日は国8の海側となる福久周辺をウォーキングした。福久西交差点から海側の街並みの風景を楽しみながら北方向に歩いた。福久の街並みは家が大きく風格のある造りが多い。米どころの名残りか。

イオンの裏手に牛殺し川の始点がある。牛殺し川の上流の始点からいきなり広い川となっている。ここから数百メートル前後で柳瀬川と合流している。この界隈はウオーキングしていても楽しい場所。カモが群れをなしてプカプカ泳いでいるのどかな風景である。

階段に腰を下ろしてボーッとしていてもよし

カモが十数羽遊んでいた

堤防のり面の整形工事中だった

櫻の蕾はまだ硬かった
桜の開花はまだ1カ月先くらいになるだろう。
今日からまた気温が低下し、小雨模様となった。それでも雪がすっかり消えてしまった。
数日の空模様は冬に逆戻り。ま、しゃーないか。

2025年3月2日日曜日

快晴の昨日は北陵高校へ

昨日は二日続きの好天だったので、ウォーキングの目的地は北陵高校を目指した。金市工業団地から高速道の地下道を経由し百坂の旧8号線を歩いた。

金市工業団地を通って高速道路の陸橋をくぐった

旧8号線から高校に行く道路端にはかなりの雪
高速道路と同一レベルの場所

左側の歩道階段を上った

生徒たちは毎日徒歩でここを往復している

この手前から工事関係者以外は進入禁止となっていた

この道の向こうに学校の玄関があるのだが、地震で道路が玄関口まで崩壊してしまった。
残念だが、これ以上は禁止されているので断念した。
向こう側は大規模な崖崩れのため、復旧は難航していると想像できる。

折角、息を切らせて登ってきて被害復旧状況を確認しようと思ったが、現認できなかったのが口惜しい。しかし、北陵高校生のうち通学路をこの写真の奥の道路から急坂路で下って森本駅至近距離の通路が全く使えなくなって本当に気の毒に思う。
早期復旧を願うものである。

これは凄いこと 部落まるごと移転の要望

輪島市のある集落住民が、もうここに住みたくないと住民全員が市長に移転要望書を提出したという。地滑りの再発を危惧した。集落全員がそう望んでいるという。住民全員が余ほど怖い思いをしたと推測される。
写真を見ると山際のゆるい傾斜地に集落が位置している。


能登半島地震で大規模な土砂崩れが起き、孤立した輪島市別所谷町の住民が「まちなか」へ移転したいと坂口市長に要望書を手渡した。市役所を訪れたのは別所谷町の区長など4人で坂口市長へインフラが整った市街地への集団移転を要望した。
別所谷町は2024年、元日の地震で大規模な土砂崩れが発生し一時孤立。地震の発生前には40世帯80人ほどが暮らしていたがいまは全ての世帯が別所谷町を離れこのうち24世帯の住民は市内の仮設住宅で暮らしている。住民は、移転先を災害リスクの低い市街地にすることや高齢者が多いため住民同士が離れ離れにならないことなどを求めている。

別所谷町 丹保眞一区長:
1人もそこに生活する勇気がなかったんですね。怖い、地滑りが怖くて。みんなの意見が一つにまとまったので要望書を出したんですから、ぜひとも市やみなさんに通るようにお願いしたいです。

2025年3月1日土曜日

県内の被害額が12億円!

県内で詐欺被害が急増中だという。1年間に何と12億円。ほんまかいな・・・と。
しかし、お金持ちが多いことに驚き!
お金持ちほど、もっと金儲けしたいという願望が強いということか。

詐欺急増受けて対策会議 警察が民間企業に協力求める
県内で急増する詐欺被害を受け、県警察本部で対策会議が開かれ、警察と民間企業が連携して被害の防止に取り組んでいくことがことが確認された。

 
会議には、警察や金融機関、それにコンビニエンスストアの担当者など50人余りが参加した。はじめに県警察本部の大嶌正洋本部長が「SNS型詐欺、特殊詐欺が顕著に増加している。1件でも被害を減らすため協力を求めたい」とあいさつした。
会議では県内の去年1年間の被害額は特殊詐欺が3億2000万円余り、SNSを悪用した投資詐欺とロマンス詐欺はあわせておよそ12億円で幅広い世代に被害が広がっていることが説明された。

年金暮らしの身では、こんな話はよその国の出来事のように思う。