救出された神輿は海士町。
輪島市海士町の奥津比咩神社の神輿が25日、昨年9月の奥能登豪雨の土砂から「救出」された。神輿は8月に営まれる祭りの「海中渡御」で担がれる漁師町の象徴。関係者は「本当によかった」と安堵の表情を浮かべた。
住民によると、神輿は神社隣の建物で保管されていたが、豪雨で土砂崩れが発生し近づけなくなった。解体業者の協力を得て搬出を進めていた。25日は住民が集まり、保管していた建物から飾りなども運び出し、神輿を安置した海士町自治会館に保管した。
氏子総代長の遠島藤彦さんは「今年の祭りをどうするかは未定だが、大事な神輿を出すことができほっとした」と話した。
キリコも神輿も祭りには欠かせない。被災して半年後の宇出津で祭りをどうするか協議した。結果は「やらんかいや」に決した。結果、元気が出て町に活気が戻ったという。
海士町の皆さんも「やるまいか」と決せられることを期待したい。
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