能登半島北部の山あいに位置する丹保果樹園は、周辺の道路が豪雨で崩れて通れなくなった。収穫したリンゴは農園から軽トラックで運ぶ予定だったが、徒歩で持ち出さざるを得ない状態となった。
相談を受けた県はKDDI(東京)に要請。同社のドローンにリンゴの入った箱をぶら下げて搬出し、出荷をサポートした。
車で40分→ドローンで2分
使用されたのは縦横およそ3メートルの大型のドローンで、車では40分ほどかかる距離をわずか2分で飛行するという。
丹保果樹園 丹保正広 園主
「大雨で土砂崩れと道路の崩落で車が全然上がれなくなった。こういう方法があるというのを初めて知って、やってみようかと思いまして頼みました。ありがたく思う。道路の復旧次第でどうなるか分からんのですけども、また活用してみたいと思ったりもしている。」
珠洲市高屋町の丹保果樹園は、先月の豪雨で道路が寸断され、車で行くことが難しいため、県と災害時の連携協定を結ぶ大手通信会社のKDDIがドローンを使っておよそ1.2キロ離れた高屋漁港までりんごを運搬した。
大型ドローンはノルウェー製が世界で活躍している。
これから、このような事例や農魚業用に大いに利用されるようになるだろう。
ドローン恐るべしである。
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