2024年10月22日火曜日

日本を代表する短距離選手の卵が星稜高に

陸上100mの短距離選手として、これから伸びが期待できる選手が金沢にいるという。
星稜高校1年の清水空跳という選手なんだそうだ。男子100メートルの次世代を担う逸材だという。7月に高校1年生の日本歴代1位の記録を打ちたてた。「夢はオリンピック」。
誰よりも負けず嫌いな15歳
両親は陸上選手として活躍した。
一見普通の高校生だが、練習が始まると表情が一変、研ぎ澄まされた集中力で練習に臨む。同級生は
「顔見たらガチやなみたいな、やる男やなみたいな感じになるからすぐ分かる。空跳選手
負けたくないんで。やっぱり勝つとまわりより自分が一番上に立つっていう自分の強さの証明になる。
高校1年歴代最速 “10秒26”


100mでこんな大差で優勝

パリオリンピック代表のサニブラウン選手が10年前に記録した高校1年生の国内記録(10秒45)を0秒19も更新したのだ。
強気な性格の原点は両親に
金沢ですし店を営む父親の正雄さんと母親の絵美さん。
2人はともに陸上の元国体選手。空跳選手には幼いころから「目標に向かって挑戦する楽しさ」を教えてきました。正雄さん
上を目指しとったね、小さいときから。絵美さん
(柱をのぼるとかは)ご褒美をもらうことを目標に頑張っていた。負けず嫌いだったり、目標に向かって全力なのは今も昔も変わらないと思う。
目標は日本の高校生初の9秒台、そして…
両親のもとで体を動かす楽しさを学び成長した空跳選手。
星稜高校陸上部顧問の西野先生は、空跳選手の速さの秘訣は「自分の体を自在に操れる能力」にあると分析します。西野教諭


陸上に関しては賢いし、自分の考えていることを体でできるから、これやってみよっかあれやってみよっかって体で考えて表現できる子だなと思う。
目標は、日本の高校生初の9秒台。そして、その先まで見据えている。空跳選手
オリンピックはやっぱり出場したいです。ああゆうところで走るとどういう感覚になるのか確かめてみたい。
“もっと速く もっと強く”
精神力も大事だと思うし、もっと強ければもっと速ければ世界に行けるっていう気持ちを持って走っていきたい。

大きな目標に向かってこれからが勝負だという。
目指すは日本一早いアスリート。

日本歴代
9.95  2.0 山縣 亮太(セイコー)          2021. 6. 6
9.96  0.5 サニブラウン・A・ハキーム(東レ)     2024. 8. 4
9.98  1.8 桐生 祥秀(東洋大4)           2017. 9. 9
9.98  0.5 小池 祐貴(住友電工)          2019. 7.20
10.00 1.9 伊東 浩司(富士通)           1998.12.13
10.01 2.0 多田 修平(住友電工)          2021. 6. 6
10.02 2.0 朝原 宣治(大阪ガス)          2001. 7.13
10.02 1.1 坂井隆一郎(大阪ガス)          2022. 6.26
10.02 0.0 栁田 大輝(東洋大2)           2023. 7.14
10.03 1.8 末續 慎吾(ミズノ)           2003. 5. 5
10.03 1.0 
ケンブリッジ飛鳥(Nike)         2020. 8.29

空跳君頑張れ!

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